沖縄の港で


修学旅行みたいな規模の


アメリカ人グループ と


遭遇しました。




日本と変わらず


教師らしき大人が


子ども達の名前を点呼し


人数を確認していました。





アメリカ人グループは


私が乗る船より


一足早く


別の島行きの船に乗りましたが















ゴミ箱を溢れるほどの

大量のゴミが

置いてあったのです。












何を学べと言っているのだろうか...










すぐにそう思いました。







すると

港を清掃される方が

私の隣に立ち

「外人が利用するときは

 マナーが悪くて

 トイレもゴミが散乱する。

 家庭ゴミまでをも持ち込んだ。」

そう言われました。

また

「港で何年も

 清掃してきたけど

 ここまで

 多量のゴミは

 初めてだ。」





一つの行いが

アメリカの国全体に対する

印象を決定づけてしまうことを

私は

目の当たりにしたのです。



しかし

私は

知っています。



どれだけ素晴らしい

アメリカ人がいるのか、を。



だから

清掃される方の

この言葉に

「私に何を学べと言っているのだろうか」

そう思いました。



そして

アレン(仮名)に

ゴミの在り方について

一連の出来事を

伝えたのでした。



すると...



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ベース(アメリカ基地)の

ゴミシステムは

基地内のゴミは分別は無い。

ペットボトルも缶も一緒の袋に出す。

政府がお金払って

分別する担当者が分別するから、

捨てる側に負担無し。

粗大ゴミや家電リサイクルの概念も無し。

捨てる→担当者が必要な処理するから

捨てる側は楽。

ベース内にポイ捨ては無い。

(実際見ない)

道を綺麗にしたり、

道の芝刈ることも業者が行う。

ベースの人は

1人の行為ですぐ叩かれるから、

(沖縄のベース人叩きが良い例)

オフベース(基地の外)での

ゴミ含めマナーは厳しく徹底して

教育指導されている。

そして

地域のゴミ拾いや

ビーチクリーンも定期的に行われている。

基地のトレーニングによって

現地の環境に影響出ていないか、

毎日常に

科学者や研究者がチェックしている。

基地内の泥が車に付着するから、

ベース外に出る時は

常に泥を落として出る。

(個人の車じゃなく基地管轄の車両全般)

それでも、

1人のちょっとしたマナー違反が、

ベースの問題として

叩かれ続けている。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





私は

こんな話を

全く

知らなかったのです。


知らないにもかかわらず

ニュースで放送される

基地の不祥事のみを聞いて

「アメリカ人は怖い」とか

嫌悪感を持ち

アメリカ人を裁き

いつもいつも

自分自身の正義感だけで

判断してきたことに

気付きました。



相手を何も知らない自分が

なぜ

相手の行いを

非難批判できるのか。



相手がどんな想いから

その言葉を放ったのか

その内側の胸の想いの全てを

知らないにもかかわらず

なぜ

相手を責めるのか、

相手を嫌うのか、

相手を怖れるのか、

相手を裁くのか...




これが

不調和の原因になり、

これが

国ならば

戦争に発展していくことを




私は

ゴミの一件から

学びました。





相手について

何も知らないならば

何より

まずは

自分自身の心を

徹底して

磨き抜く努力を

やっていくことでしか

真実は見えてこないから...。






【自分を知ること】とは

自分自身を

磨いて磨いて

相手に

美しさしか見えないくらいに

心を光で満たすことだと

私は

一つの出来事から

学んだように思います。





熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE