私が
小さかった頃
発熱した時に
使う体温計は
デジタルでは無くて
水銀体温計でした。
ガラスでできていて
時々
落とすと
割れてしまって
中から
水銀が出てくるんです。
ガラスから出てきた水銀は
水のように
丸くて
キラキラしていて
バラバラになった水銀を
近づけたら
まるで
磁石のように
ピタッとくっつき
くっついて
くっついて
バラバラだった水銀は
どんどん丸みを
増していくんです。
子どもの頃の私は
この水銀の動きが
とても面白くて
母に見つからないように
わざと
体温計を割って
水銀で遊んでいました。
砂粒くらいに
小さくバラバラになった
水銀を
指先で動かし
別の水銀の近くまで寄せると...
ピタッ
砂粒くらいの水銀が
くっついて
ごま粒くらいに
大きくなりました。
試しに
水銀に水を持ってきたら
水をはじいてしまって
受け付けないのです。
同じものは引き合う法則
とても
興味深いです。
なるほど
人との関わりに於いても
全く
この通りだと
思いました。
人は
自分の心地よい人と
一緒にいたいと
望みます。
賑やかな人には
賑やかな人が集まり、
物静かな人には
物静かな人が集まり、
文句を言う人には
文句を言う人が集まり....
似たもの同士が集まるから
今の自分を知りたいなら
自分が好んで一緒にいる人を
観ていたら
自分の意識の状態を
知るきっかけには
なるかもしれません。
私は
“誰か”とつるむことを
望みませんでした。
私は
“私の内側にある本当の自分”と
どうしても
どうしても
一つになりたかった。
同じものは引き合う法則ならば、
私は
本当の自分と【同じくらい】
美しく
素晴らしく
キレイであろうと
今までも
今も
想いを正し
言葉を改善し
行いを整える
意識をしています。
どれだけやっても
終わりは無く、
やればやるほど
さらなる努力が必要だと感じる日々。
自分の中に
嫉妬や
怒りや
悲しみや
後悔や
罪悪感や
競争心や
否定、批判非難などの
闇があるときには
絶対に
光は観えないし、
逆に
自分の中に
至福
優しさ
安らぎ
愛などの
光があるときには
絶対に
闇は在りません。
闇と光は
全く違うから
引き合わないのです。
自分に
今
関わりのある人は
間違いなく
今の自分に引き合った人であり、
目の前にいる人は
私に
“大切なことを教えて下さるメッセンジャー”
だと
私は
解釈しています。
そのメッセージを
私は
感謝しながら受け止め
さらに
“自分自身を改善するきっかけ”に
しています。
そしたら
嫌な人が
居なくなりました。
苦手な人も
居なくなりました。
目の前にいるのは
私に
気付きを下さる
素晴らしい人しか
いないことに
気付いたんです。
それは
素晴らしいギフトです。
【私は私を知りたかった】
何のために生まれて
何を目的に生きているのか...
小さいときから
ずっと
ずっと
ずっと
求め続けた
その答えに
今
私は
やっと...
実感として
感じられるように
なり始めたこと...
それは
法則を知り
法則を生きる
ということでした。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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