大学時代から
ゼミで
難聴や全盲の同級生と
共に
学んでいた私は
20歳くらいから
ずっと
いわゆる
障がい児や障がい者と
共に
過ごしてきました。
大学時代には
疑似体験で
様々な障がいによる
困難さを体験しましたが....
本当の意味で
私は
何一つとして
“障がい”を
知りませんでした。
さらに
知らないということにさえ
気付かずに
ずっと...
生きてきていたことに
驚きます。
歩道を歩いていたら
点字ブロックが
目に入りました。
目の不自由な方が
道を進みゆく中で
足の裏の凹凸を頼りに使う
点字ブロックは
まさに
【大切な道】なんです。
その点字ブロックの色は
場所により
多少の差はあるものの
私が見てきた範囲では
黄色が一番多かったのです。
その時
思ったのです。
全盲であるならば
点字ブロックの色は
黒でも青でも緑でも
何色でもいいのではないか、と。
七色の虹の点字ブロックも素敵かな、と。
しかし
点字ブロックは
黄色が一番多いのは...
光の道
確かに
身体的には
目が不自由かもしれません。
しかし
歩む道は
光の道。
どんな困難があっても
その生き方は
光として輝き生きていく...
あぁ
そういえば
ゼミで一緒だった
全盲の同級生から
言われたことを
思い出しました。
「確かに
目は見えないけど
手で
相手の手に触れて
握手をしたら
どんな人か
すぐに分かるよ。
見えない分
他の感覚が
敏感になるんだよ。」
全盲の方が使う杖も
なぜ
白色なんだろう...。
何色でもいいのではないか、と
思ったこともありましたが...。
穢れなき純真な導きの象徴
本当は
全盲の方こそが
本当の光を観て
穢れなき純真な心で
人として
美しい生き方を
していることを...
私は
点字ブロックから
気付かせて貰いました。
(もしかしたら
白杖の色や
点字ブロックの色の意味は
何かで表記があるかもしれないけど...
私は
私の内側から湧き起こった
この解釈は
とても納得いくものでした。)
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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