かつて


あるクライアントさんの口から


「気付くと損だと思う」


という言葉が


出てきました。


看護師のその方は


病院で


様々な点に気付き


気付いた点を


周りのスタッフに


伝えることができないので、


気付けば気付くほど


仕事量が増えていくから


「なんで自分ばかりが


こんなに


仕事量が増えていくんだ。


気付くと損。」


そう感じていたそうです。






【気付くと損】なのだろうか。




逆に


【楽するために】


生きているのだろうか、私達は。








安定・楽・お金




この3つのキーワードから


仕事を選ぶ人は


どれくらいいるのでしょうか。




また


この3つのキーワードを


我が子に押しつける親が


どれくらいいるのでしょうか。






ちなみに


私の親は


私に


この3つのキーワードを


ちゃんと【教えてくれました】。






だから


教師になった...


のではなく


なりたかった教師が


公務員だと知ったのは


中学生になってからだった...


ということでした。



公務員になった私は


安定・楽・お金



幸せに思っていたのでしょうか。




答えは


No




虚しいんですよ。




私が


子ども達のことを


真剣にやろうとすればするほど


【やらない理由】を


言って来る


年配の経験を積んだ教師の


圧迫感は


当時の私には


とても怖かったのです。



やりたいことが


できない...




逆に


必要では無いのに


慣例的にやっているものは


変えることもしようとはせず


いつまでもいつまでも


やり続けようとする


組織の在り方に


ずっと


虚しさを観ていたんです。







【気付くと損】なんて


思ったことは


1度もなくて


【気付けば気付くほど


 目の前の子ども達に対して


 何ができるのだろう】と


いつも


考え続けては


授業を構成し


教材を作り


休みの日に


自宅で


教材を作ることも


数え切れないくらいに


やっていました。






【気付くと損】なのだろうか。







気付きとは


素晴らしいチャンスだと


私は


解釈しています。





また


気付きとは


【今の自分を現している】と


思います。







例えば...


ゴミが落ちているのに


気付いた。





気付いたんです、よ。






ここで


選択肢が


与えられます。






拾うか、そのままにするのか。





拾うとき


どんな気持ちで拾うのか。




そのままにすると


選択したとき


自分は


どんな気持ちなのか。






【気付き】から


その後


自分自身の内側で


湧き起こる


一連の想いの全てが


【自分自身を現しています】。


誰も


ゴミに気付いた自分を


見ていません。


だけど


自分は


ゴミの存在に気付き


そのゴミに対して


どう対応するのかを


迫られている...


この瞬間に


【自分自身が観えてくる】。






気付きが


多ければ多いほど


この世界の見え方は


広くなり


また


気付きが


多ければ多いほど


知恵も出てくるでしょう。




気付きが


多ければ多いほど


誰かのために


役立つことができる...





ならば


気付きが


多ければ多いほど


本当は


幸せなんだと


思うのです。




誰かの喜びを


自分の喜びにできて、


そのために


労を惜しまない生き方こそ


そんな姿が


周りに波及し


この世界は


どんどん素晴らしく美しくなっていく...



この世界は


損、得


良い、悪い


白、黒


そんなものは


なんの基準にもなりません。





基準は


ただ1つ。







それは


愛の法則・慈悲の法則に


ちゃんと沿っているのかい??





熊本県合志市野々島


なぎの木整体


MOE