2020年の
コロナが流行したことにより
私は
ヒーラーとして
クライアントさんと
個人セッションすることも
激減し、
私は
空白の時間を
苦しみや焦りや悲しみや不安で
過ごし続けました。
「こんなネガティブエネルギーを
私の中に持ちながら
ヒーラーと称していたなんて
自分のこと
全く知っていなかったな...」
本当に
そう感じました。
2020年
10月から
私は
毎月
沖縄へ
上江洲義秀先生のセミナーへ
通い始めたのですが、
私は
苦しみを取り去って欲しくて
ただ
すがる想いだけで
必死になって
通っていたんです。
セミナーへ行くと
共に学ぶ仲間が居て
話をして
嬉しくて
私は
元気になり
ずっとずっとここにいたい...
そう思っていました。
しかし
セミナーは
決められたスケジュールを終えると
何事も無かったように
会場のイスは
片付けられ
会場にいたい気持ちとは関係なく
強制的に
熊本県へと
帰らざるを得ない状態でした。
熊本県に帰宅したら
数日間は
元気でした。
子ども達の話に
耳を傾け
笑うこともできました。
ところが
そんな私の前で
兄弟げんかや
様々な想いが放たれて
私は
そんな状況を受け止めきれず
また寝たきりへと
なっていきました。
寝たきりの私に
子ども達は
兄弟げんかをすることもなく
子ども達の心の中にあったであろう
悲しみや寂しさや辛さを
表現することもありませんでした。
いえ
子ども達は
兄弟げんかも
想いの表現さえも
お母さんが
寝たきり状態によって
無言の圧力がかかり
【良い子】に
ならざるを
得なかったのです。
私が
元気になりたくなかったわけ...
自分自身が
悩み苦しみ辛い姿...
つまり
被害者的な姿を見せたら
周りから
優しくして貰えたり
家事や子育ての負担から
解放されたり、
誰かの不平不満愚痴を聞かなくても良い...
なぜなら
自分自身は
こんなに苦しんでいるんだから...
だから
これ以上
精神的な負担を
私に与えないでよ!!!
被害者のフリした
加害者...
当時は
自分自身の行いが
加害者だなんて
思いもしませんでした。
苦しみや悲しみ、不安や恐怖に
身体も頭も動かない
そんな自分自身は
世界中で
もっとも可哀想な人だと
思っていたこと自体が、
周りに居る人から
元気を奪い
やる気を奪い
そんな心理的な在り方を
本当の貧乏だった...
これは
そんな体験をしてきたから
分かることです。
しかし
そんな体験があったからこそ
私は
私を見つめ続け、
私自身を苦しめていたのは
今生や過去生を通して
積み重ねてきた
思い方のクセ・悪習だった、と
納得したのです。
しかし
苦しみや悲しみ、不安や恐怖が
あったからこそ
そのエネルギーが
起爆剤として
本当の自分に
辿り着けたのです。
本当の自分を感じられるまで
本気になって
思いを美しくし
言葉を正し
行いを誠実にしようと
努力を重ねていったのです。
そして
その努力は
今も
続いています。
今
子ども達は
兄弟げんかを
普通にしています。
兄弟げんかが
安心してできる環境があることが
どれだけ幸せなことかを
私は
噛みしめています。
さらに
子ども達は
兄弟げんかを通して
なぜケンカになるのか、
ケンカから和解に至るには
自分はどうあればよいのか...
他にも
数え切れないくらいの学びを
体験を通して
身体で感じています。
本当の学びは
体験からしか
生まれないのです。
自分自身が
実感したことにしか
真実は
語れないのです。
ホンモノとニセモノが
これから
ますます
ハッキリと浮き彫りに
なっていくから...
だから
自分自身を知ることこそ
今以上に
必要になっていくと
私は
感じています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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