今は
もう
本棚の本は
かなり減りましたが
以前の私の本棚には
スピリチュアル
または
自己啓発の本が
数え切れないくらいに
並んでいました。
ただ
並んでいるほとんどは
似たようなタイトルの本でした。
何故でしょうか...。
私は
安心したかったんです。
私は
幸せになりたかったんです。
だから
むさぼるように
とにかく
本を読んでいきました。
さらに
図書館からも
相当な本の数を
借りていました。
読んでいるときには
「なるほど、そうか。」と
一時の納得と癒やしが
起こりました。
しかし
職場へ行くと
読んだこととのギャップに戸惑い
やがて
日常生活に流されて
読んだ内容を
思い出すことも無くなりました。
そして
辛くなったり
苦しくなったら
またまた
スピリチュアルや
自己啓発の本を
読みあさっていきました。
しかし
読んでも読んでも
本に書いてあるような
幸せを感じられなかったのです。
なぜ?
自分にとって
都合の良い解釈しか
しなかったからです。
似たようなタイトルの本が
本棚に並ぶのも
本当の意味で
自分自身のものに
なっていなかったからです。
つまり
実感できなかったからです。
本を読んで
自分にとって
都合の良い解釈しかしなかったから
思い方のクセや
言葉の使い方
また
人間関係においても
いつも
同じような感情が湧き出てきて
自分自身が
変わるどころか
逆に
それまでに作り上げてきてしまった
思い方のクセや
観念概念を強固にしてしまって
余計に
苦しくなっていたのでした。
苦しみとは
自分自身の
思い方のクセや
観念概念が
新しいものを受け入れられず
それまで通りの思い方のクセで
生きていきたいという執着から
起こっていたんです。
何に
執着していたんでしょうか...
それは
人によって
それぞれでしょうが、
私は
お金や社会的地位に
執着していたことが、
苦しむきっかけだったのです。
しかし
本を読みあさっていたときには
自分自身の執着に
全く気付けていませんでした。
自分にとって
都合の良い解釈しかしなかったからです。
だから
きっと
ここまで
【自分を知る】ことを
表現する私のブログに
反発する人も
嫌悪する人も
目を逸らしたい人も
いると思います。
だけど
私は
それでも
文字を綴っているのは...
結局
自分自身を
逃げること無く
見つめ続け
自分自身を知ることしか
本当の自分が姿を現さないことを
体験してきたからです。
そして
努力に終わりが無いことも
実感しているからです。
本来
言葉も文字も
素晴らしいパワーが
あります。
その素晴らしいパワーを
生かせないのも
自分自身の思い方のクセや
観念概念によって
ジャマされているから...。
だから
自分の思いを正すのです。
正すためには
まずは
自分の思い方のクセを
知ることから
逃げては始まらないのです。
だから
自分と向き合う
勇気が必要なんです。
意思が必要なんです。
忍耐が必要なんです。
努力が必要なんです。
続けてきた結果、
本棚にあった本は
どんどん無くなっていきました。
今
私が読む本は
2冊、3冊を
繰り返し繰り返し
何度も何度も読み、
1センテンスを
5分、10分
時には
20分...
味わって読むので
全く先には
進まなくなりました。
が
本を読めば読むほど
本からエネルギーを
感じています。
それが
私にとって
本当の
心身の神癒=ヒーリングでした。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE