畑に立って
ふと思いました。
私が
畑を始めたいと
思ったのは、
結婚と同時くらいから...
遡ること
17年くらい前になります。
畑で野菜や花を育てていく中で
「自分を知る」
「 生まれてきた目的」
「生きている意味」を
学べる場を創りたい、
私は
その場所を
“学びの場”と
呼んでいました。
農作業従事されている方々の姿は
いつも
光って見えました。
いつか私も...
そんな想いがあっても
即実現には
なかなか
至らない日々。
やがて
思ったことさえ忘れ果て
散々に
悩み迷い苦しみ抜いた末に
畑が
やって来てくれました。
生まれて初めて
キャベツの 種を
ポットに蒔き
苗を育て
移植し
必要な時間を経て
キャベツを収穫したとき...
あぁ
学びの場は
既に
ここにあった、と
実感しました。
私は
教師を辞めるとき
娘が小1になるときには
学びの場を始めたい、
そう言っていました。
学びの場を作るために
協力したいという人は
これまで何人も
おられました。
資金を出す、と
申し出た方まで
おられました。
が
コロナが流行したこと、
何よりも
私自身の未熟さ故に
全ての人は
離れていきました。
そして
私は
再び
1人になり
月日を過ごす時間こそ
私が
本当の私を実感するに
必要不可欠な時間となりました。
学びの場を創るのに
建物なんて
さして重要では
ありませんでした。
それより何よりも
私自身の心を磨き上げ
曇り無い心を持った
私自身を創り上げることの方が
はるかに重要でした。
そうでなければ、
学びの場で
何が学べるのでしょうか。
自分を追究しない人が
何を
他の方々に
伝えられるのでしょう。
私は
諦めませんでした、
自分を知る、ことを。
だから
今
自死すること無く
生きています。
そして
気付きました。
思った通り
言葉通り
全て叶っていたことを。
今日も
畑から
素晴らしい気付きを
受け取りました。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE