夢の中に
何故か
高校時代の友人
Pがいた。
Pのお父さん、お母さんも。
お父さん、お母さんは
ただ
静かにそこに居たけど、
Pだけが
何かをずっと
ずっと...
探していた...。
私は
その様子を見ていたけど、
Pは
私には
気付かなかった...。
目が覚めた。
一体
何を
私に
伝えたかったのだろう...
分からないままに
日にちが過ぎて
あるとき
ふと
“クリミア戦争”と
意識の中に
現れてきて
次の瞬間には
“ナイチンゲール”と
言われた...。
あぁ、
確かに
Pは看護師だった。
いや
看護師だ。
以前
クライアントさんが
多くいらしたときの
かなりの割合いで
看護師の方がいらした。
看護師
私は
医療関係について
全く
何も知らない。
ただ
心病む人
肉体病む人が
集まる場で
看護師として
働くには
ただ単に
優しい
だけじゃ
務まらないのは
よく分かる。
常に
命と隣り合わせならば
神経は
常に
張り詰めた状態だろう.
特別支援学校で
医療的ケアが必要だった
高校生を担任したとき
排痰するにも
恐る恐る管を通していた...
まだ
担任が
医療的な行為ができていた時代...
(今はどうなのか分からないけど)
それでさえも
恐かった...
それ以上の現場にいる
看護師の方々。
P
繊細なあなたは
今
どんな想いで
現場にいるのだろうか。
私が
ナイチンゲールを
思ったとき
あの時代
看護師とは
就く職業の無い人が
最後に行き着く
仕事だとさえ見られていた時代。
イギリス人であった
ナイチンゲールは
貴族という身分で
看護師を目指した時
もしも
個の意識を持った
ナイチンゲールだったら
親が反対するから
周りが危険ばかり言うから
心配かけたくないから
自分が死ぬかもしれないから
未来が見えないから...
そんな想いに潰されて
一歩の行動は
でなかったかもしれない。
個である意識を離れ
全(神・愛)としての意識の
ナイチンゲールだったから
全てを委ねて
身を捧げた...
戴冠式
私は
その由来を
知らないけど
あのロウソクは
あのロウソクに灯された火は
闇を照らす光であるように
苦しみの中にも
悲しみの中にも
痛みの中にも
自分自身の心の中に在る
闇の中にあっても
愛の火を
希望の火を
優しさの火を
灯し続ける
強い看護師で
あろうとする
誓いでは無いのだろうか、
そして
あの
ナースキャップは
その想いの象徴。
今は
もう
看護師の
ナースキャップを見ることは
ほとんど無くなったけど...
本当の優しさとは
どんな時でも
愛を見失わない
強い自分であること...
いたづらに
自分をおとしめることなく
周りを責めることもせず
どんな時でも
愛として生きるその姿が
あのロウソクの火のように
周りを照らす光、
私には
そう見えた、
畑へ行く途中の
ある日の朝。
夢の中に
P
あなたが探していたものは
もう
見つかったのだろうか。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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