異常気象や
戦争など
この地球上で
起こっている中に
「食糧難の時代が来る」
そんな言葉を
何回も耳にしてきました。
約2年前。
私が
明想していたら
モノクロの写真のように
色の無い
飢餓状態の
アフリカの子ども達の様子が
見えました。
しかし
その直ぐ後に
カラーになり
同じく
アフリカの子ども達だけど
手には食べ物を持ち
お互いに分けあたえあって
ふくよかになっている様子が
見えました。
2年前。
当時
私は
まだまだ
心がドン底にありました。
だから
明想で見えたモノが
自分でイメージして見えたものか
それとも
自分の波動の低さ故に
幽界のような存在のイタズラで見えたものか
はたまた
素晴らしい存在からのメッセージとして
見えたものかは
全く分かりませんでした。
分かりませんでしたが、
私は
言葉にできないくらいに
想いが溢れて
涙が止まりませんでした。
月日が経ち
その子ども達のビジョンは
私自身の在り方を見せられていたことに
気付きました。
飢餓状態の子ども達の様子は
まさに
私の考え方や意識状態で
可哀想な私は
いつも
誰彼問わず
「優しさを下さい」
「助けて下さい」
「お金を下さい」と
心の中で
思っていました。
ところが
月日が経ち
私は
今
畑を日々耕す中で
種を植えて
水をやり
時々は
肥料をやり
やがて
花や野菜は
すくすく育って
多くの実を付けたとき
私は
我が家だけでは無く
ご縁ある方々に
野菜や花を
お裾分けしていました。
それは
ご近所を越えて
県を越えて
日本人さえも越えて
国を超えた人にまで
気付けば
拡がっていっていました。
2年前
明想で見えた
手には食べ物を持ち
お互いに分けあたえあって
ふくよかになっている
子ども達の様子は
そのまんま
私の心の在り方、意識状態を
表していたことが
ハッキリと分かりました。
「食糧難の時代が来る」
そう言われていたし
今も
そう言うけど...
それは
一人一人の心の在り方、意識状態を
表していたことを
私は
知りました。
「食糧難の時代が来る」
「健康にして下さい」
「優しさを下さい」
「助けて下さい」
「地位を下さい」
「名誉を下さい」
「友達を下さい」
「幸せを下さい」
下さい、下さい、下さい、下さい...
その飢えた心の在り方、意識状態こそが
まさに
食糧難の時代では???
枯渇するその心の在り方、意識状態ならば
他人を傷つけても
他人から奪っても
食べ物なり
物質的なもの...土地とか鉱物なり
あるいは
臓器だったり
我が物にしようと
行動をするのでしょう。
「自分には無い」と
勘違いしているから。
だけど
私が
畑をして気付いたのは
無限の豊かさでした。
その豊かさは
言葉にも文字にも
到底表すことはできないけど、
単に
野菜や花が実って
肉体的な空腹を癒すだけでは無く、
太陽の光や
風の優しさや
木々の葉の色づきや
水の心地よさや
虫達の命の輝き...
自然の中に在るものを
ハートの内側で感じるとき
心の栄養が染み渡り、
そこには
至福で充たされ...
今あること全てが
完全だと感じられ
感謝するとき...
手には食べ物を持ち
お互いに分けあたえあって
ふくよかになっている
子ども達の様子の通り
与える人になっているでしょう。
そんな心の在り方、意識状態のとき
この肉体は空腹を感じず
食料を必要としません。
実際に
休みの日は
我が家は
子ども達までもが
1日2食で
充分に事足りています。
そんな世界に
食糧難なんて
存在
しない...
食糧難...
それは
こんなにも
無限に在る豊かさに気付かない
私たち人間の心の在り方、意識状態が
創造してしまおうとする
心の映し出した世界...
それに気付けたら
まず
自分自身の内側を観ることが
この世界を美しいもの
この世界を素晴らしいものにしていく
大切な一歩になる、と
私は確信しています。