野菜作りを始めて
3ケ月くらい経った時だったか...
無農薬野菜で
マクロビオティックの料理を
提供しているお店に行きました。
目的は
【野菜をいかにして育てるのか】を
知りたかったから。
その時に
お店のオーナーさんから
言われた一言が
今でも
印象深く残っています。
「俺が作った野菜だと
豪語している人の野菜は
野菜も“エッヘン😤”としている。」
エッヘン野菜
野菜って
傍にいて感じるのは
作り手の想いを
そのまんまの姿に表してくる...
ということでした。
蒔いた種が
双葉になるかならないかの時に
虫に喰われたり、
トマトに
水も肥料もやりすぎて
腐らせてしまったり...
失敗ばかりの私は
とてもじゃないけど、
「“私が”育てました。」
なんて
口が裂けても
言えないんです。
育ったのは
野菜たちの命と
太陽や光や大地や雨や風の御陰様...
時には
虫が花粉を運ぶ仕事さえ
してくれていたから...。
そんな私は
〇〇農法、◇◇農法と
様々な農法が
情報として溢れる中で
(虫や雑草をも含めて)
生かして
(野菜も人も全てが)
生きよ農法
を意識しています。
そんな野菜を観ていたら
「野菜を育てる」のでは無く
野菜は育つものなのだ、と
思いました。
私がやれたのは、
ただ
種を蒔き
水をやり
雑草を抜き
時々
肥料を与えたくらいで、
それは
わざわざ
「私がやった」と
言うほどのモノでは無くて
ごく“当たり前”のことだった、と
気付きました。
その瞬間に
子育ても
教育も
全く同じだということに
気付きました。
「親として 私が 育てている」
「教師として 私が 教えている」
そんな傲慢さが
僅かでも在れば
エッヘン野菜のように
傲慢な人間が
育っていったかも
しれません...。
畑...
ここは
私にとって
今
素晴らしい
学びの場と
なっています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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