数年前


 クリスマス前に


ラジオから流れてきたニュース。





どこでだったか


内戦が起こっていて


クリスマスを前にして


停戦することに合意した、と


アナウンサーが


ニュースを読み上げました。





クリスマス停戦





クリスマスだから


その期間は


戦争を停めましょう。














昔から


クリスマス前の


あの雰囲気が


好きでした。



町が


キラキラして輝いてくるし、


プレゼントも


贈る側になってくると


贈る相手のことを想い


相手が喜ぶ姿をイメージしては


そこに幸せが在ったこと。





貰うより


贈る方が


遥かに幸せを


感じていたこと。




そんな雰囲気が


きっと


世界中に溢れるから...


その期間は


停戦にまで発展していくのでは


ないだろうか、と


思うのです...。





ただ


クリスマスだけを


【特別な日】にすることなく


この日々の日常生活を


クリスマスと同じ意識で


私たち一人一人が


過ごしていけるならば、


クリスマス停戦ではなく


永遠に停戦=本当の平和が


叶っているのでは、と


思ってしまいます。





停戦...


それは


私たち一人一人の心の在り方。








日常生活に於いて


誰かを非難したり


誰かを否定したり


何かに不平不満を言ったり、


または


自分自身を追い立てたり


自分自身を誰かより偉いとうぬぼれたり


自分自身を卑下したり...


そんな心の在り方が


結局は


雰囲気として周りと不協和音を創造し、


さらに拡がった不協和音が


戦争として現象化していく...





だけど


自分自身の心を磨き


自分自身とは何かを追求し


自分自身とは何かを知る努力をするならば、


自分自身の雰囲気は


どんどん優しく温かく美しくなり


周りとの関係は調和し


それが拡がった先に


平和が実現化していく...




クリスマス停戦...


それは


私たち一人一人に


自分自身の在り方を問うものだった、と



私は


解釈しています。






熊本県合志市野々島


なぎの木整体


MOE