心って何だろう



気付くと


私は


心というものが


自分の人生の主導権を


握っていることを


知りました。






心が感じる


嬉しい


楽しい


幸せ


悲しい


苦しい


傷ついた


心配


不安


後悔...




文字にするなら


数え切れないくらいに


出てくる


心の形。





一時も


静かにならない


この心というものを


私は


知りたくて知りたくて...




だから


心理学というものに


とても関心がありました。





児童心理学


教育心理学


障がい児心理学




教師になるために


必修だった


様々に分類された


心理学の数々。





だけど


私には


分かりませでした、


心というものが。




“心のままに生きる”




よくそんなこと


言われているけど





“あるがままの心で生きる”






そんなフレーズも


数え切れないくらいに


目にしてきたけど...







心って何??





特に


小さいときから


生きづらさを感じてきた私は


とにかく


心の正体を知りたかった、ずっと。




教師を辞め


ヒーラーとして生きていた時


“心のままに生きる”というものを


やっていた時期が


ありました。




コロナウイルス が流行る前で


クライアントさんも


全国からいらして


私は


毎日


“私らしく生きる”


“心のままに生きる”を


感じていると


頭で思いながらも


胸の奥で


“何か”がありました。




その胸の奥の“何か”は


まるで石のような感じで


違和感をずっと


私に与えていました。





好きな仕事


やりたいときに


やりたいことができる、


何にも縛られることのない


“心のままに生きる”の状態なのに


胸の奥の何かが


ずっと汽笛をならしていました。





そして


コロナウイルスが


姿を現したとき


私の前から


クライアントさんが


姿を消しました。





そこからが


私のどん底人生の始まりでした。




強制的に


1人になり


自らを顧みないといけない状況で


私は


先の見えない生活に


ただただ


不安と恐怖と


過去に対する後悔で


自分を責め


やがては


寝たきりになっていきました。




“自分を知ること”


“心のままに生きること”を


クライアントさんに伝えていながら


私自身が


経済的な状況の変化や


自分を必要とされていない感覚に囚われ


悩み苦しんでいました。




それは


2020年3月頃から始まり


かなりの期間


続きました。




私には


もう逃げ場が


ありませんでした。




この心の苦しみと


エンドレスに繰り返される



思考の動きに


私はやがて


自死を思うようになっていきました。


これが、


私の小さい頃からの


強い思いクセで


「苦しいことがあったら


 ”消えてしまいたい”」が


強く表に出てきていました。


そして、


実際に


事を起こそうとしましたが、


そのたびに


何度も夫に息子に止められました。


やがて、


私は疲れ果て


もう何も考えられなくなっていきました。




そこから


本当の意味で


“自分を知ること”を


始めていったのです。


経済的な大きな不安を抱えながらも


私は


心の苦しみから解放されたくて


毎月のように


上江洲義秀先生のセミナーに


参加するようになりました。


夫は


セミナー参加に対して


一言も文句を言うことも無く


逆に


「やりたいようにやったらよい。


 MOEが笑顔になることが


 1番だから。」と


私を送り出してくれました。



しかし


上江洲義秀先生は


私の苦しみを


取ってはくれませんでした。



逆に


「自分を救うのは自分しかいないのです」と


ハッキリ断言され


私は


セミナーに行くことを


何度も止めようと思いました。


しかし


胸の奥のどこかでは


“私を救えるのはここしかない”とも


分かっていました。





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