毎日
毎日
花を飾ります。
その花は
種を蒔き
毎日のように
水遣りをして
育てた花々...。
時には
野菜の花までも
飾ります。
今は
ニラの花が
咲いています。
なぜ
花を飾るのか。
子どもたちが
育つ環境に
美しいもの
素晴らしいものを
さりげなく置く。
あえて
「花を飾っているよ」と
言葉にしないのは
子どもたちの心が育まれるには
子どもたち自らが気付くまで
待つことの必要性と
「美しい」と子どもたちが感じるのは
外側から押しつけて
子どもたちが分かるものでは無いことを
ハッキリ実感するから...。
私が
小学生の頃
こんなことがありました。
夏休みになり
父方の実家に帰省した折
小学生だったいとこの通知表の所見欄に
「友達には優しくしましょう」と記載され
それを見た叔母は
「友達には優しくしなさい!!」と
叱っている姿を
目の当たりにした時
叱って優しさが
伝わるはずは無い、と
驚いてしまったのを
思いだすのです。
優しさは
まず
大人が
自らを以て
示してこそ
子どもたちが
優しさの意味を知り
実践できるようになる、と
私は
思うのです。
美しいものを
美しいと感じるには
美しいものを
さりげなく身近に置き
それを
愛することから
拡がっていくと
思っています。
声を大にして
情操教育だ、とか
心の教育だ、とか
命の教育だ、とか言わなくても
自然に生きるその後ろ姿から
自ずと拡がっていく...
今日も
花を飾ります。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE

