野菜を使って
料理を作ることが
とても多い私は
野菜の切り方に
かなり
気をつけます。
野菜が苦手な子どもでも
切り方一つで
抵抗なく食べるから、です。
私の母は
非常に
料理が上手な人です。
また
小さいときには
よく
手作りスイーツを
作ってくれていました。
あるとき
ふと
思いました。
食事とは
単に
栄養素を摂取するものではなく、
想いのこもった料理は
子ども達の心を育む
大切な愛そのもの、だと...。
かつて
高級レストランで
味の評価をする人を見たとき
私には
高級レストランの味が
非常に美味しかったので
“イマイチ”と聞いても
全く分かりませんでした。
分からなくて良かった、と
今
思います。
どんなものでも
美味しく
感謝しながら
食べることができる姿が
実は
生き方そのものを
表していたことに
気付いたからでした。
「美味しい」
「まずい」
「嫌い」
目の前の料理に
様々に口にするその言葉こそ
その人の心の全ての現れ。
料理1つ生まれる過程で
どれだけの手間ひまが
かかっているのかが
分かるなら
感謝しか出てきません。
あるとき
家族で
外食する機会がありました。
娘は
オーダーを取りに来た方に
「ゆっくり作って下さい」と
言いました。
それは
なぜでしょうか。
小1の娘も
以前は
「まだ来ないの?
早く来ないかな~。」と
料理が来るまで
待てなかったのですが、
その時に
私が
娘に伝えたことは
「美味しく作られる料理は
たくさんの想いが込められるから
できあがるまでに
時間がかかるものなんだよ。」と
伝えました。
それは
1回ではありません。
ことある毎に
私は
同じ事を
何度も何度も何度も
話しました。
数え切れないくらいに...。
そんな娘が
自分から
オーダーを取りに来た方に
「ゆっくり作って下さい」
と言ったことは
娘の心が成長した証でもありました。
料理が来るまでの間
「まだ来ないの?」と
一言も言わなかった娘。
素直な子どもを育むには
料理とどう接するのか、が
1つのチャンスだと
私は
解釈しています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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