今から
2年前...
コロナ禍の先が
見えなかった
まっただ中に
私は
何とかして
その時の
状況から
抜け出したくて
打開策を
探していました。
当時の私は
我が子の世話さえできなかったため
実家にて
両親の世話(療養という名目で)を
受けていました。
その時
図書館で目に付いた
一冊の本。
確か
“感謝をしたら人生はうまくいく”
というニュアンスのタイトルでした。
私は
高校時代からの友人に
メールしました。
「1日に3つの感謝を
お互いに
やりとりしあってみませんか?」と。
やり続けました。
3日
1ヶ月
100日は
軽く超えていたか、と
思います。
しかし!!!
幸せを感じるどころか
義務感と虚しさと虚栄心が
どうしても
どうしても
消えませんでした。
感謝していたのに
なぜ?
月日が経って
解ることは
たくさんあります。
感謝していたのに
人生がうまくいかなかったのは
なぜ??
そもそも
始めるに当たり
想いや考えが
根本的に
違っていたから、です。
「ありがとう」を言うから
幸せを下さい...。
果たして
それは
感謝なのか???
いえ
心貧しき
物乞いそのものでした。
だから
内側の
義務感と虚しさと虚栄心が
いつまでも
あったのです。
当時の私は
何に対して
「ありがとう」を
表現するのか、に
優劣を
感じていました。
いつでも
友人より
素晴らしい感謝を書き留めよう...
心の中で
競争していたのです。
だから
虚栄心が消えなかったのは
当たり前でした。
“ありがとう”の
履き違いでした。
「ありがとう」は
純粋に
「ありがとう」であって
それは
自然に
自分自身の内側から
溢れてくるものであり、
見返りを必要としません。
世の中には
私のような
勘違いをしながら
本を解釈するから
混乱してしまうのでしょう。
「ありがとう」は
捧げる言葉です。
尊いものです。
だから、
我欲で穢してはならないことを
私は
体験を通して
学びました。