畑を始めて
まだ2ヶ月半にも関わらず
畑は子育てに最幸な場だと
感じています。
目には見えない
土こそが
1番大事な命の源でありながら
私は
全く何にも知らないことを知り、
知らずに生きてきたことに
愕然としました。
土や種や道具があっても
人間にできることは
何一つ無くて
ただただ
野菜の命に
祈るだけ...。
それは
そのまま
子育てにも
当てはまるのです。
ある方は
言われました。
「“俺が作ったんだ”
という方の作った野菜は
“俺が作ったんだ”という
そのまんまの野菜になる」と。
それは
きっと
作り手の波動そのまんまが
投影された野菜なんだと
感じました。
子どもも
親の在り方そのものを
投影した大人になっていくならば
親として
“どう生きているのか”って
すごく大切なことのように
思えてきます。
重い水を運び
熱い日差しの中に
草取りをし
そんな作業を
子ども達と一緒にする中で
忍耐や意志や体力や努力という
生きていく中で必要不可欠なものが
身につくようなのです。
しかも
自分自身で育てた野菜を収穫する歓びは
言葉にはできません。
その歓びこそが
“命を観じる”ことだと
思います。
親子そろって
農作業した後の
一杯の冷たい飲み物は
どんなご馳走よりも美味しい
至福の時間です。
親が
子ども達に伝えていけるのは
自らの背中を通した生き様だけ。
愚痴を言う人からは
愚痴を言う子どもが、
心配や不安な人からは
心配や不安な子どもが、
幸せな思考な人からは
幸せな思考な子どもが、
親の生き様から
子ども達は
学んでいっているのです。
畑から採れた野菜は
何より美味しい料理となって
心を満たしていきます。
それを
幸せというのですね。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
MOE