自分で
野菜を作り始めて
分かったことがあります。
「野菜高い」
そんな言葉を
言えないことを
知りました。
2家族分の野菜を作ろう...
それから始まった野菜作り。
1から道具をそろえ
種や苗
ポットやネットや
育苗土や支柱...
次から次に
必要なものが
出てきました。
さらに
土を耕したり
草を抜いたり
水遣りしたり
重たい肥料や水を運んだり
その労力からしたら
「野菜高い」なんて
言えなくなりました。
自分は
農家さんのその体験を
全く知らなかったから
損得だけでしか
物事を解釈できなかったことを
知りました。
安ければ得をし
高ければ損をする...。
よくよく考えたら分かりますが
どれだけお金を積んでも
野菜が育てられなければ
野菜は手に入ることさえ
無いのです...。
野菜が育つには
ある程度の月日が必要で
今日植えたら
明日収穫できるものではないことを
「知ってる」と言いながら
感じている人が
どれだけいるんだろう...と
思ってしまいました。
逆に
「安い野菜」は
何故安いのか...
そういう視点から見ていくと
間違いなく
農薬や化学肥料を使い
大量に生産されているのが
分かってきます。
化学肥料が入ると
野菜は
えぐみと苦みがあります。
それでも
化学肥料を入れざるを得ないことも
実際に
野菜を育ててみて
分かることでもありました。
野菜作りから見えてくる
“自分”という存在。
野菜から
自分が
どんな意識をもっているのか
教えて貰っています。
畑は
“学びの場”でした。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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