平成生まれの長男のはずが


何故か


歌うのです...。



♪赤いリンゴに唇寄せて


 黙ってみている


 青い空


 リンゴは何にも言わないけれど


 リンゴの気持ちはよく分かる...♪





思わず


訊いてしまいました。


「何でその歌知ってるの??」



長男は


答えます。


「僕は昔の本が好きで


昔の漫画を読んでいたら


“リンゴの歌”が書いてあったから


ユーチューブで調べて


聴いてみたの...」



再び


歌い始めた長男。


♪赤いリンゴに


 唇寄せて


 黙ってみている


 青い空


 リンゴは何にも言わないけれど


 リンゴの気持ちはよく分かる...



 (間)


 リンゴの気持ちはちょっとだけ分かる...


 リンゴの気持ちがよく分かるなら


 リンゴじゃん。






私は


すぐに


長男に言いました。


「そうなんだよね。


気持ちがよく分かるなら、


それそのものじゃないと


絶対に分からないよね。


だから、


神様そのものであることが


どれだけのことか...。」






長男は言います。


「ママさん



凄いね。


そう考えるのか」





私は


すぐに答えます。


「あなたが歌を唄って


自分の中からの気づきを


表現してくれたから、


お母さんも


一緒に気付き学べたんだよ。


ありがとう。」








今まで


いろんな方に会いました。


よく言われた言葉。


「頭では分かるんだけど...」






私も


そうでした。


頭では分かるんだけど...



だけど


頭だけでの理解が


私を幸せにすることはありませんでした。


知識は私を幸せにするどころか、


逆に


そうなれない自分を責め


私は苦しみました。


その苦しみ抜く中で


きっと


がんじがらめになっていた


固定観念や常識や思い込みや


様々な想いのクセや


言葉のクセが溶けていき、


闇だった世界に


少しずつ光が差し込んできました。




そして


手にした本を目にして


じわ~っと染み込む感覚が


全身に広がったとき


私は


本と一体になるのが


分かりました。




と言っても


本の中にある


僅か1文ですが。


1文の中に


どれだけのエネルギーがあるのか...





そんな体験を通して


“気持ちがよく分かる”とは


長男が言った通りで...


そのものでないと


絶対に分からないこと。



年齢差や


親子を超えて


共に学べる今


幸せを観じています。















熊本県合志市野々島

なぎの木整体

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