【キリストのヨーガ】
そんなタイトルの本を見たら
まず
絶対に読もうとさえ
思いませんでした。
それは
なぜか?
キリスト=宗教
宗教=洗脳
洗脳=危ない
危ない=身を守る
身を守る=離れる
離れる=拒絶
拒絶=分離...
こうやって
私の中では
キリストも仏教もイスラムもユダヤも
宗教の匂いのするものには
最初から
近づかないようにしていました...。
さらに
【ヨーガ】も
インド発祥の
キレイになるための体操とくらいにしか
思っていませんでした。
ところが...
キリストとは
万人の内にある【真我】であること
ヨーガとは
【開顕する道】であることが
分かりました。
つまり
キリストのヨーガとは
“内在の真我を開顕する道”
この本には
こうあります。
たいていの読者の聞き方(読み方)には
身が入っていない。
彼らは、自分の聞きたいことだけしか
聞かない。
彼らを洗脳(思い込み)しているもの
彼らの信仰や見解を突き破ったり
あるいは
それらを揺さぶるものには
自分自身を閉ざしてしまう。
彼らは心地よいもの、
彼ら自身を洗脳しているものを
満足させるものにしか
耳を傾けない。
しかし
われわれが
自分を喜ばせるものだけ
また自分の信じているものや
観念を満足させ、
あるいは確認させるものだけに
耳を傾けるならば
正確はありえない。
(略)
自我を知ることこそが
唯一の道である。
※ ( )は私見
もっと早く出逢いたかった本でした。
私が苦しみながら生きていたのは
実は
私自身の心が
原因だったことに
納得せざるを得ない内容が
これでもか、これでもかと
表現されていました。
文字の1つ1つを
噛みしめながら読み、
それが
ハートに染み入るのです。
時々
実感できない部分があるのは
まだ
私がその意識段階には
至っていない証でもありました。
そして
気付いたんです。
真実を
知らないから
偏見を持ち
差別し、
それから
離れていき
非難していたことを。
その心の在り方そのものが
争いの原因であり
国の戦争の原因であることを。
キリストが
真我であること、
ブッダが
悟りであること、
私の身近な大人は
誰1人
私に教えてはくれませんでした。
そして、
成長していく中で
私は
間違ったものを正しいと思い込み
歪んだ心で世界を見ていたから
苦しんでいたのです。
だけど
その苦しみがあったからこそ
苦しみがエネルギーとなって
“自分とは何か”
“生きる意味は”を
徹底して追求していく姿勢へと
繋がりました。
その過程の全てが学びでした。
そして
今も学びは続いています。
真実を学ぶとは
意識が変化していくこと。
意識が変化するほどに
世界も変わりゆくことを
観じています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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