長男が


私に


教えてくれたこと。




「お母さん。


飛行機はね


重さとバランスが


とても大事なんだよ。」









飛行機に


詳しくない私は


長男に


訊きました。






「飛行機が飛ぶなら


軽さが1番大事なはず。


むしろ


重りがない方が


飛びそうだよね。





長男は

重りを付けずに

飛行機を

実際に

飛ばして

見せてくれました。


先端に

重りを付けていない

飛行機は

フラフラと

距離を伸ばすことなく

その場に

ヒラヒラと

落ちていきました。




まるで

木の葉のように....。





さらに

長男は

重りを付けて

飛行機を

飛ばしてくれました。




重りを付けた飛行機は

狙いを定めた位置を目指し

真っ直ぐ安定して

かなりの距離を

飛び続けたのです。








感動しました...。







長男の言葉に

人が

幸せに生きていく答えが

そのままあったからです。







もし

悩み苦しみというおもりが無かったら...





お金に充たされ

人間関係も良好で

欲しいものに充たされ

ありとあらゆる欲望が

全て満たされていたら


人は

“何故うまれてきたのか”

“自分とは何か”

“生きている意味は?”



そんなことを

思いもしなかったです、私なら...。





そして

目の前にある

物やお金や人との関係を

当たり前のように楽しみ

この人生を終えました、間違いなく。




そして

また

この世界に

肉体をまとって

生まれてきていたでしょう。








小さな頃から抱えていた

“生きづらさ”こそが

重りとなり

私を進むべき方向へと

道を外すことなく

歩ませてくれました。





自死しそうになることさえも

大切な学びを

実感として得るためには

私には

必要不可欠だったのです。




徹底した

“自分とは何か”という問いは

肉体を以て

必要な体験をして

確かな“答え”となって

やって来ました。





それは

なんという幸せなことか、

それは

体験したら

分かります。



それは

文字で現せないのです。

それを

どんな文字で表したとしても

“何か”が違うし、

いろんな人が

いろんな“実感”をする

無限の可能性を

私が

文字として表現することが

イメージとなり

無限の可能性を

邪魔しかねないと

思うからです。







そこにゴールはなく

さらに果てしなく

続くものでもありました。








飛ぶためには

重りとバランスが必要なんだ...。





バランスとは

目に見えるものと

目に見えないものとのバランス。




考え方や

在り方。




本当に必要なものと

欲望なのかの見極め。






ありとあらゆるバランス...。





気付き=意識の変化=幸せ




幸せとは

足元に

ちゃ~んと

あったのです。

それに

気付けたら

答えを

誰かや何かに

求めません。


迷いません。



悩みません。



意識の在り方そのものが

どうあるのか、こそ

私が

求め続けた

答えだったのでした。






熊本県合志市野々島

なぎの木整体

MOE