カルテを
整理していたら
｢自分を大切にすることが分からない｣
｢生きる意味・目的を知りたい｣
そんな文字が
目に入りました。
ここには
たくさんのヒントが
ありました。
自分を大切にすること...
私は
自分を大切にすることを...
“自分”の思った通りに
行動し続けることだと
そう思ってました。
好きな食べ物を
好きなときに
好きなだけ食べたり
行きたい場所に
旅行に行ったり
布団の中で
時間制限なく
いつまでも寝ていたり
気の合う人ばかりに囲まれ
話をしたり
欲しいものを手に入れ
物に満たされることだったり...
それが
“自分を大切にすること”だと思って
疑わなかったんです。
ところが
何故か
むなしかったのです。
さらに
何故か
人間関係が
うまくいかなかったり
絶え間なく
数え切れないほどの病気が
やってきていたのでした。
私が
“自分を大切にする”と
思っていた
“自分”は
単なる
“モンスター”
に
過ぎない存在だと
気付くまで
私には
苦しみ
悩み
不安
恐れが
絶え間なく
姿を現していました。
私は
“自分を知る”ことにしか
もう答えを見つけることができない
崖っぷちにいたのです。
それは
この命をかけた
凄まじいものが
私の内側で
起こっていたのです。
モンスターだと気付かれた“私”は
その存在を維持するために
様々な思考や感情をもって
“私”に挑戦してきました。
例えば
｢お金が無いと生きていけない｣
｢そのためには苦しみながら働け｣
｢お前が家族を苦しめた｣
とか
過去の記憶を持ち出しては
過去の後悔や未来の不安のエネルギーを
どんどん増やしていったのです...。
私は
派遣に行きました。
そして
私は
この世界に存在する
宇宙の法則を実践していったのです。
私は
体験を通して
頭で理解したことを
身体全体で
感じることによって
自らのものにしていきました。
やがて
私の前に
私を苦しめていたものの原因が
自らの内にあった
観念概念であることが
分かったのです。
その観念概念に気付くと
観念概念は
一つ
また
一つと
消えていき
私は
“本当の自分”が
何者であったのかを
ハッキリと
実感できたのです。
そうすると
“自分を大切にすること”とは
宇宙の法則を知り
宇宙の法則の元で
それを実践しながら
生きていくことだと
分かってきました。
宇宙の法則とは
愛の法則とか
大いなる不変の法則とか
慈悲の法則とか
その呼び名は
様々ですが...
私は
“自分”が
“愛”だと
明想によって
体験してから
自分の想いを愛で充たし
言葉の一つ一つを愛かどうか意識し
行動が愛から生まれたものかを
常に
観ていきました。
そこに
僅かでも
状況に対する不満や
誰かに対する非難などが
自分の中にあったなら
それは
自分を大切にしていない証。
だから
苦しいんです。
だから
不安なんです。
自分も他もなく
至福であるために
努力しようとすることが
“自分を大切にすること”だと
学びから得た答えでした。
たくさんの本を読みました。
頭には
自己啓発本から得た知識で
満ちあふれていました。
そして
知識からイメージされた
観念概念が
逆に
自分を見失うことに
なっていたのです。
自分と思っていた
思考も感情も
五感さえも
全部を
明想によって
手放したとき
“自分”が
初めて
姿を現しました。
それは
文字にはできないほど
美しい輝きそのものでした。
生きてて良かった...
私の体験したことは
なかなか
文字にはしがたいけれど
だけど
必要な方には
きっと
頭ではなく
ハートの奥で
受け取るかとができる、と
そう
思っています。
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
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