親の思いは
子どもに対して
強力に働きます。
それを
自ら
体験し、
さらに
学校教育現場において
それを
証明するかのように
多数の親子を
見てきました。
親の思った通りに
子どもは姿を現す。
私の母は
心配性でした。
しかも
夫婦仲は
よくありませんでした。
(昔の話です。)
その結果
私と弟は
よく熱を出し、
また
お腹を壊し
いわゆる
病弱でした。
今
思えば
当たり前な話でした。
親の思いは
子どもに対して
強力に影響するのですから。
ましてや
夫婦仲が悪ければ
その波動を受けて
心身の病気となり
子どもは
身を呈して
その家族を
改善しよう・守ろうとします。
子どもが
問題なのでは無く、
自らの心のあり方に
気付けない親が
実は
原因です。
子どもの心配をすることで
親は自らを顧みることから
離れたいという
無意識の想いも
働いています。
なぜなら
自らを顧みることほど
親にとって
ハードなことは
無いからです。
そして
自らを顧みることは
実は
誰にとっても
ハードであり、
それが
できる人は
本当の意味で
勇気ある人しかできません。
偽我による
都合の良い
自分を顧みる...ではなく
全てを含めて
見つめ直した時
子どもが
不登校だからとか
成績が悪いとか
友達関係とか
引きこもりだとかが
問題では無く
それらを
問題視していた
“自分の思いグセ”に
気付きなさい
という
メッセージだったことに
驚きます。
子どもは
親の言うことは
聞きませんが
親の姿に
怖ろしいくらいに
似てきます。
私が
何もできずに
寝たきり状態が
長く続いたとき、
私は
「私の元に生まれてきた子は
可哀想だ」
と
思ったことがありました。
ところが
実は
そんな体験が
あったからこそ
子ども達は
人に対する
優しさを学び
本当の意味で
差別や偏見の無い心を
育んでいきました。
さらに
私が
変化していく姿を通して
“人の意識”が
どれだけ人生に
影響していくかを
目の当たりにしていきました。
目の前に幸せがあることも
既に
実感しています。
感謝する心が
育まれました。
親は
子どもの幸せを望むならば
親自身が
まずは
自分を大切にすることを
実践することで
伝えていけることを
私は
体験を通して学びました。
そして
だからこそ
自らの言葉で
綴ることができます。
自らの言葉だから
きっと
必要な人の元に
届いていくことも
ハッキリと
分かります。
子ども達は
大人より
遙かに
清らかな魂で
大切なことを
見極めて
知っています。
だからこそ
大人は
早く生まれてきた年齢だけで
“偉い”と錯覚するのではなく
常に
子ども達から
学ぶ姿勢が
これから
ますます
重要になっていくと
思っています。