私が
凹んだとき
小石原焼の仙人は
私を観て
こう言いました。
「あんたはな
一人相撲をしちょる」
苦しくて
どうしようもなく
身動きできない
心理状態の自分を
もう一人の私が
「こんな私じゃダメだ」と
責め続けている。
本来
自分自身を
きちんと
受け入れて
認めて
愛せる人なら
気持ちの凹みがあれども
“こんな時もあるさ”と
受け止められるのかもしれません。
ところが
私のように
条件付けでしか
自分を受け入れることができないと
気持ちの状態が
良くないとき...
もう一人の私が
私を裁き始めるのです。
本来は
想像力や発想力、創造力など
周りを幸せにするはずのエネルギーが
自分で自分を裁くエネルギーへと
使われてしまい
頭のエネルギーも
精神力も
身体の力さえも
削ぎ取られてしまうのです。
それが
ひきこもりの背景だったり
うつ病だったり
していたようです。
少なくとも
私に関しては...。
苦しみの中にいるとき
恐怖心から
エネルギーは
個体の中で滞り
やがては
破壊へと繋がります。
自分だけでは無く
誰も
幸せにしません。
自分が
幸せな中にいるときのエネルギーは
外側へと循環し
さらに発展し
巡り巡って
拡がっていくのです。
自分も楽しいですが、
周りにも
ワクワクが
拡がっていきます。
人は
気付いたら
止めることが
できるんです。
“一人相撲しているな”
そう思ったら
その感情から
意図して
離れていくこと。
そして、
今できることに
意識を向けていきます。
料理作りでも
掃除でも
何でも良いのです。
ところが
やっかいなことに
完璧主義の人や
理想が高い人に限って
目の前のできることを
おろそかにしがちで
実行に移さない傾向にあります。
“そんなことで
気分が変わるもんか!!”
さらに
苦しくて仕方ない状況でありながら
無意識に
そこに居続けている
本人の意思が働いていることも
往々にしてあります。
本人の自覚は
ありませんが、
無意識を紐解くと
“苦しみから
離れた後に
やって来る
新しい状況に対する
恐怖”のほうが
遙かに大きく
感じているからです。
それならば
まだ苦しみを
感じていた方がいいや...。
頭で理解することと
体験から感じて学んだことは
全くベツモノです。
私は
体験から得たことが
誰かにとって
何かの気付きになるなら、と
今日も
文字を
綴ります。
あなたが
今日も
笑顔で
ありますように✨✨✨
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
スピリチュアル気功師MOE