私の父は自衛官で
その規律の厳しさは
父の中に
様々な気持ちを
抑圧させていきました。
自衛隊官舎にいた頃、
父は
自分より官位が上の人から
「俺の車を傷つけただろう」
と
あらぬ言いがかりを付けられ
何も言い返せないことが
ありました。
私も弟も母も
その場にいました。
父に言いがかりを付けてきた人の車は
白い車でしたが、
その車の傷が
本当に父の車が原因なのかは
鑑定をしてみなければ
実のところは
分からないくらいのものでした...。
わずか
6歳くらいの私が
そう感じたくらいですから
言いがかりを付けられた父は
さらに
腹立たしかったことでしょう。
結局
父は
不当な言いがかりに対して
傷を補償するための
支払いをしたそうです。
話は
ここから始まります。
言いがかりを付けられた父は、
家に帰るなり、
母を怒鳴り付けました。
「お前がぼや~っとしているからだっ!!」
母は、
何かを父に言っていましたが、
父の耳には届かず、
父の大きな声だけが
部屋中に響き
私と弟は2人
別の部屋にいました。
母は
イライラしていました。
「早くお風呂に入りなさい」
「何しているの!!」
今度は
私と弟に対して
イライラをぶつけ始めたのです。
こんなことは
日常茶飯事でした。
自衛隊で
日々
ストレスフルな父は
些細なことで
母に当たり散らし、
母は
私に当たり散らしました。
私が
弟をいじめると
私は
さらに
両親から叱られました。
怒りも
不当な正義感も
あらゆる
ネガティブな感情は
必ず
強い者から
弱い者へ
ぶつけられる
私は
ビクビクしていました。
今日のお父さんは
機嫌良く帰ってくるだろうか...。
怒りも
不当な正義感も
ネガティブな感情は
弱い者から
強い者へ
表現されることはありません。
そして、
1番弱い立場の者は
病気になったり、
心を閉じることで、
自分自身を
何とか
護ろうとしていきます。
幼いときに
“よい子”だった場合は
成人してから
精神疾患や難病を
発症することも
少なくありません。
実際に
私が
初めて
うつ病を発症したのは
26才でした...。
自分自身の感情のままに
自分より
弱い立場の者を
抑圧するとき...
それは
“その時だけの問題”
ではなく、
“我が子の未来の生きづらさ”を
生み出してしまう危険性を
宿していることを
大人は
もっと
自覚した方が
いいと思います。
私は
自分自身の生きづらさは
既に
2歳半から始まっていましたが、
大人になってからは
より顕著になりました。
自分から
幸せになる...
それは
エゴではなく、
幸せだからこそ
周りの人を
思いやれる
心のゆとりが
できるのです。
マザー・テレサが
死にゆく人に
見返りを求めること無く
愛の手を
差し伸べられていたのも
マザー・テレサ自身が
自分自身の内側から
自分自身を愛していたからこそ、
その溢れ出てくる愛を
死にゆく人に対して
無限に与え続けることが
できたのだと
思います。
自分から
幸せになることは
人間として生まれてきたからこその
権利では無く
義務のように
感じています。
あなたが
今日も
笑顔で
ありますように✨✨✨
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
スピリチュアル気功師MOE