今から

5・6年ほど前...

心理学を学び修め

心理カウンセラーの

ライセンスを取得した私は

平日は教師を、

土日の休みの日には

カウンセラーを

やっていた時期がありました。



日本メンタルヘルス協会で

心理学を学び

研究コースまで

修めた私は

人を幸せにしたい...

そんな気持ちで

いっぱいでした。

ゲシュタルト療法、

森田療法、

音楽療法、

絵画療法、

ABC理論、

ヒプノセラピー、

アロマテラピー...

半年間

毎週

博多に通い

学んだことは

かなり

広範囲に

及びました...。





そんなある日、

一人の女性の

カウンセリングを

行いました。





話を聞き続けました。






「私が良くないから...」

「うまくできないから...」






言葉は

か細く、

目にも 

力がありませんでした。




当時の私は

カウンセリングを

言語を中心に

行っていたため

女性が

発した言語を

私自身が

解釈して

女性に

フィールドバック

していきました。

今、

思えば

言語は

左脳で処理されたモノを

表現していくため、

心の奥底に

無意識に

抑圧してしまった

想いを

クライアントが

言語化するなんて

よっぽど

卓越した

カウンセラーでは

無い限り

かなり

難しいことでした。



しかも、

私自身が、

まだ

現役の教師で、

「○○すべきである」

「○○は当然だ」

「○○は当たり前」

など

人をジャッジしてしまう

ものさしが

たくさんあったので、

クライアントに対しても

「○○してはいかがでしょうか」

など

カウンセラーとして

提案してしまうことも

あったのです。

私が

この人を

救うんだ...。

こんなおごりの気持ちが

あったのだと

思います。

本来、

本当に

力のある

カウンセラーは

答えを与えることは

絶対に

しません。

クライアントの

内なる力を信じ、

自らで

答えを

生み出せるように

あくまでも

黒子に

徹するのです。







未熟なカウンセラーは

指示したり

提案したり

何かしらの

答えを与えて、

その通りに

動かなかった

クライアントに対して

怒りを

あらわにします。






クライアントの悩みを

自分自身のことのように

捉えてしまうので、

クライアントとの

距離感が

適切ではなく、

自分自身が

冷静で

いられないのです。






こんな

カウンセラーなら

離れましょう。






カウンセラーに

限らず、

セラピストも

ヒーラーでも

同じです。



そもそも

カウンセラーは、

自分自身を

しっかり見据えて

客観視できている...

それくらいに

かなり

自分自身を知ることが

求められるように

思います。

自分自身を知らない人に

カウンセリングが

できるはずは

無いのです。




自分自身を

知らなかった私は、

カウンセリングの後

どっと疲れ果て、

翌日の

学校を休んでしまうほど

心身ともに

ダメージを 

受けていました。

余りにも

未熟すぎたのです...。

自分自身さえも

幸せにできていない私に

人を幸せにするなんて

無謀な話だったのです。






今となっては

その体験さえも

学びとして

必要な体験だった...

そう思います。



どこまでいっても

大切なことは


自分自身を知る



この一言に

尽きるように

感じています。






あなたが

今日も

笑顔で

ありますように✨✨✨




熊本県合志市野々島

なぎの木整体

スピリチュアル氣功師MOE