日の出前
ホテルを出て、
海へと
向かいました。
24km先には
国後島が見えました。
小学校3年生くらいの時...
ポスターの掲示にあった
“北方領土問題”
“四島返還”
国後(くなしり)
択捉島(えとろふ)
歯舞島(はぼまい)
色丹(しこたん)
当時の私には
その意味するところは
判らないままに
でも
記憶にだけは
残り続けました。
そして、
中学校
高校と
年齢が上がるにつれて、
私にとって
この四島は
受験に必要な知識
として
ただ
それだけのために
頭に存在しました。
でも、
私にとって
“他人事だった”のです。
ところが...
わずか24km先に
国後島が見えたとき...
そこに
キラリと
白龍が見えました...。
その白龍は
朝日を受けて、
本当に
キラキラして
とても
綺麗でした...。
国後島は...
人が生きた歴史を刻み続けた
思いが詰まった地だと
その姿を
直接目にして
足元から
感じたのです。
テレビで
どれだけ
北方領土問題を訴えても、
教科書で
どれだけ歴史を学んでも、
目で見て
風を感じて
潮の匂いを味わって
身体全体から感じるものには
到底
及ばないものだということが
判ったのです。
どこにも
線はありませんでした。
もしも、
線があるとするならば、
人の心が作り出した線。
その線は、
色んなものを縛り付け、
不自由さを
生み出します。
その線があるから、
国々は
その国だけの利益を求めて
戦争を繰り返してきました。
その線とは
国境線。
自然の中には
何一つ
線など無いのに
人間だけが
いつも
線引きをして
自らを
苦しめ続けている...。
他人事だった世界が、
自分のこととして
気持ちに変化が生まれたとき、
私の中で
心が大きく感じ、動きました。
これが
感動でした...。
そして、
他人事だった世界が
光り輝く世界に
大きく変化したのです。
感動のエネルギーは
人生を
変えていくパワーへと
繋がっていきます。
この体験は、
私にとって
これからの生き方に
大きな気付きとなると
感じています。
あなたが
今日も
笑顔で
ありますように✨✨✨
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
スピリチュアル氣功師MOE