私達家族が
この家を建てるとき、
アパートの家賃と
住宅ローンの
二重払いを避けるために
7ヶ月間
私の実家で
お世話になったことが
ありました。
その頃の私は、
次男坊の
育児休業のため、
収入がなく、
そのため、
復帰まで
できる限り
出費を抑えたい...
そんな想いが
背景にはありました。
しかし...
お金の支払いを
少なくしたい...
その想いこそが
苦しみの出発となったのです。
私の実家で
お世話になる
2年前
私は
熊本県の教員採用試験に合格し、
初任者として
研修を受ける中で
教頭のパワハラに遭い、
うつ病となりました。
教職員住宅に住んでいた私達は
常に
学校関係者のいる場所に
身を置いていました。
心が安まるときがありません。
私は
帰宅してからも
“教師の仮面”を
外すことは
できませんでした。
うつ病となった私が
心を穏やかに過ごせるように、と
夫が
私の実家に
頭を下げたのです。
｢うつ病が改善するまで
こちらに
もえを置かせて貰えませんか?｣
両親の答えは
｢NO｣
でした。
｢神奈川の時も
うつ病になって、
熊本県でも
うつ病になるんだったら、
もう
どこででも
教師にはなれないだろう。
そんな心の弱いヤツは
うちには置けない｣
確か
こんな意味合いの言葉を
言われました。
夫は
この時
｢もえを
護るのは
自分しかいない｣
そう思ったと言います。
そんな背景があった中で
マイホームを建てるにあたって
居候生活が始まりました。
何も
起こらないはずが
無かったのです。
母は
常に
イライラしていました。
特に
私に対しては
やることなすこと
全てが
気に入らなかったようです。
私は、
我慢しました。
｢お世話になっているんだから...｣
私は
いわゆる
反抗期の無い子どもでした。
いえ、
抑圧されすぎて
反抗が
できなかったのです。
それが
居候していた
この時期に
一気に吹き出しました。
33才の時の話です。
私は、
母の胸ぐらを掴みあげ、
｢あんたみたいな親に
育てられたから、
私が
うつ病になるくらいの
生きづらさを
抱えてきたんだ
バカヤロー｣
｣危うく
殴るところでした...。
母は
その時に
｢体力的にもう自分は娘にはかなわない｣
そう
思ったと
月日が流れて
話をしていました。
母は
この直後
夫に
このように話をしたと言います。
｢昔はかわいかったのに...｣
親に手を上げるなんて
AKIと結婚したから
MOEは
おかしくなった、
あの子は
もっと
優しい子だった、と
母は夫に話をしたそうです。
私は、
ずっと
親に愛されたくて
親の思うような私しか
表現できませんでした。
親から
｢NO｣と
言われることを
1番
怖れていました。
でも、
熊本県での
教師として
勤務し始め
うつ病となった
あるがままの私が
両親から
受け容れられることは
無かったのです。
あるがままの私を
受け容れてくれたのは
AKIでした。
私は
やっと
私らしくなれたのに、
母は
｢昔はかわいかったのに｣
と
今の私を
否定しました...。
それから、でした。
私と母は
別個の存在で、
“認められなくても
私は
私として生きていく”
そんな想いが芽生えたのは...
私が
実家でお世話になった
7ヶ月間は、
夫にとって
精神的に堪えたようで
7㎏も体重が落ちました。
この時
落ちた体重は
今でも
戻っていません...。
さらに、
私が
私らしく生きていくと
覚悟を決めて
行動に移したことは
教師を辞めたことでした。
そして、
教師を辞めるにあたり、
私は
両親に
辞めることを
一切相談せず、
辞めてから
事後報告として
伝えただけでした。
今でも
母は
私のすることに
口を出しますが、
私の心がぶれることは
ありません。
自分自身が笑顔であるために、
笑顔である自分が
周りを笑顔にしていくために
できることがあると思えば、
何に対しても
挑戦していきます。
そんな私に
出会う人達は
素敵な人ばかりに
変わっていきました。
自分らしく
芯をもって
生きている人です。
親から愛されたい呪縛から
離れたことで
生きることが
本当に楽になりました。
親から愛されなくても
自分が自分を
愛してあげたら
良かったのです...。
人生は、
そこからが
始まりなのです。
あなたが
今日も
笑顔で
ありますように✨✨✨
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
スピリチュアル氣功師MOE