次男坊が
今朝
こんな話をしてきました。
「あのね、
じいちゃんが
昔の話をしていてね、
子どもの頃
一番怖かったのは
外に出されたこと
だったんだって
」

祖父は
孫の私から見ても
近寄りがたい存在でした。
いつも
祖母へ
きついものの言い方をしていました。
晩年には
祖母へ手を上げるようになり
祖母は
肋骨を折り、
入院したことも
あったほどでした...。
そして、
父は...
やはり
大きな声で
母を威圧し、
時には
皿を割り、
手を上げていました。
私は
不機嫌となった父から
何度となく
家から
閉め出されました。
父に対する
激しい怒りと憎しみと悲しみ。
月日が流れ、
私が
母親となったとき、
私は
全く同じ事を
長男と次男坊へ
していたのです。
自分の意図しない
我が子の行動に
怒りが湧き、
自分の思い通りにしようと
私は
長男を閉め出しました。
さらに、
次男坊を閉め出しました。
子どもの気持ちを
くみ取る心の余裕なんて
全くありませんでした。
今なら
分かります。
父が祖父から
されたことを
私にしたように、
私も
無意識に
同じ事を
していたのだということを...。
その負の連鎖を
切ることができるのは、
まさに
“今”
なんです。
気付いた人から
変えていかないと、
その鎖は
子へ
さらには
孫へと
繋がっていきます。
私は、
それに気付き
娘だけは
家から閉め出すことは
しませんでした。
親は
“子どもにだけは
幸せになって欲しい”
と
よく言いますが、
でも、
どうでしょうか...。
イメージしてみて下さい。
自分の親が
悩み苦しみ辛そうに生きている
姿を呈しながら
「あなたは幸せになって。
お母さんは苦しくてもいいから」
と
言われても
お母さんが
笑っていないと、
子どもも安心して
自分の幸せな道へと
進むことはできません。
子どもを
幸せにしたいなら、
まずは
大人から
幸せになっていくこと...。
そして、
重たい鎖は
ここで断ち切り、
今からは
愛という絆で
新しい縁を
紡ぎ出していくことが、
大切なように
感じています。
あなたが
今日も
笑顔で
ありますように✨✨✨
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
スピリチュアル氣功師MOE