私は
































自分が
教師を辞めたことを
両親に伝えたのは
教師を辞めて
一ヶ月以上
経ってからでした...。
その頃の私は
親を安心させたいが故に
ヒーラーとして
成功してから
両親に伝えたい...
そんな考えが
根底にありました。
今、
思うと
安心させたい思いに
加えて
両親から
“認められたい”思いも
非常に
大きかったことが
よく分かるのです...。
当時私は41歳。
41歳でも
まだ
両親から
認められたいという
思いが
私の心を
占めていたのです。
無意識に
親の望むとおりに生きていない自分は
親不孝
だと
私は捉えていたようでした...。
これには、
人間の心理学的・生物学的な
背景が関係してきます...。
人間以外のほぼ全ての動物は
生まれて直ぐから
自分で歩ける状態で
生まれてきます。
しかし
人間が
歩ける状態まで
母親のお腹の中に居ることは
狭い骨盤を
通り抜けて
出てくることが
不可能となります。
約10カ月で
生まれ落ちた人間は
非常に未熟であるが故に、
大人からの
庇護を受けなくてはなりません。
特に
母親からの
母乳は
人間が生きていく上では
必要不可欠です。
そのため、
赤ちゃんは
自分を
養育してくれる人に
愛されるために
育ての親の価値観を
無意識に
脳にインストール
するのです。
愛されること=命を繋ぐこと
なのです...。
生物学者の
ポルトマンは
「人間は生理的早産」
だと述べています。
つまり
他の動物とは異なり
約1年ほど早く生まれ落ちたことが
“人間が人間となるゆえん”
と言います。
生まれ落ちて
一歳になるまでに
人間の赤ちゃんは
驚くべき情報量を
脳にインストールすることが
人間の個性に強く影響するのです。
そして、
三歳までの
育てられ方は
生きていく上での
基盤となるのです。
何年か前に
父が酒を飲みながら
ふと言ったことが
私にとっては
非常に印象的でした。
「オヤジは自衛官みたいな
真面目な職業が好きだったもんな...」
還暦過ぎた私の父も
無意識に
父親から
認められたい思いを
根底に抱えながら
生きていたのです...。
つい最近
私の母が
私が来月6月から
アメリカに行くことを
知りました。
母は、こう言いました。
「私は賛成しないな」
今、
人生を振り返ると
私が
本当に
やりたいと
思ったことの全ては
母親から
反対されていました...。
*バイクの免許を取ることも
*夫と結婚することも
*結婚後に教員採用試験を受けることも
*マイホームを建てることも
*3番目の娘を生むことも...
多分
これ以外にもありますが
あり過ぎて
記憶にはありません。
そして、
反対された全てについて
私は
事後報告でした。
やりたいことを
やってきた人生は
私の世界を
確実に拡げてくれました。
そして、
自信を私に
与えてくれました。
もしも、
私が
やりたいことをする前に
親からの了承を得ようとしたら
親の反対に遭い
実行に移すことは
無かったでしょう。
もちろん、
親の立場からするなら
次に何をしでかすのか分からない
子どもの行動は
不安であり
心配を感じます...。
でも、
私は
生き方の軸を
自分軸にしました。
自分が
選んで
決めた
人生なら
誰かに
責任を
押しつける...
そんな事を
しないで、
生きていける
と
思った
からです。
親の言うとおりに生きてしまったら
自分にとって
不幸なことが生じた時に
親のせいにします。
「お母さんが
〇〇しなさいって言ったから
私は不幸になったのよ!!!」
そして、
親は
何も言えなくなり
自分を責めます...。
子どもに良かれと
思って
やって来たのに...。
子どもに良かれと思って
やってしまう背景には
親自身の
欠乏感が存在します。
(もちろん
幼すぎる子どもには
親が手をかけのは
必要不可欠です)
つまり
自分が充たされていないから
自分の子どもを
思い通りにしようとすることにより
自分の欠乏感を
充たしていくのです。
そして、
子どもに必要以上に
干渉する親は
自分自身の
欠乏感の存在には
気付いていません。
だから、
クセモノなのです。
親の言うとおりに育った
(一見)素直な子どもは
成長するにつれて
心の違和感を感じ始め
メッセージを
発してきます。
*身体の不調や
*学校生活における不適応
もしくは
*ひきこもり
私は
上記の全てを経験しました...。
うつ病になったときは、
外に出て
人に会うのが
とても怖く感じました。
大切なことは
我が子は
確かに
母親の胎内から
生みだされた
存在ではありますが、
母親とは
全く違う個性を持った
独立した
魂
なのです。
親の意のままにしようとするのは、
親のエゴです。
ごく、まれにですが
例外があります。
例えば
イチロー。
イチローパパも
イチロー自身も
プロ野球選手になるために
共に
人生を歩んでいる人...。
これは、
子どもの内側の声を
親自身が
感じ取り
子どもを親が
最大限
サポートしながらも
親自身が
その生き方を
楽しんでいる場合です。
子どもが
幸せになって
欲しいのなら
親自身が
先に
幸せを
実現し、
その背中を
見せること...。
そして、
子どもを
心配するのでは無く
信用する方向に
ベクトルを変えていくと
関係性は
驚くほど
変化していくのです。
あなたが
今日も
笑顔で
ありますように✨✨✨
熊本県合志市野々島
なぎの木整体
スピリチュアル氣功師MOE







