最初にこの絵を見たとき

私は

ある部分しか

目に入りませんでした。



左の完全な円より

右の欠けた円の方が気になりました。

それは

心理学的にも

証明されている話です。

人間は本来

狩猟により

生活をしていました。

そのため

食べ物を得るには

命懸けでした。
 
だからこそ、

危険に関わることを

記憶していないと

即命に関わります。

私達のDNAには

その当時からの記憶が

刻まれているそうです。

それが、

狩猟時代から解放された今でも

欠けた方に意識が

いってしまう理由なのだそうです。



夫と出会った頃

そして

新婚の頃

夫の欠けた部分より

充たされた部分が

輝いて見えました。

欠けた部分も確かに

存在するにも関わらず

「アバタもエクボ」で

まさに

イリュージョン

幻影・幻想・錯覚

でした。

それが

日常生活が続いていくと...



相手の嫌なところを

正面から受け容れなければ

ならなくなりました。
 
相手の嫌なところばかりが

目につくようになりました。



そして、

だんだんと

良い部分より

悪い部分が気になりだし

良い部分は

見えにくくなっていきました。

大喧嘩する直前には

良いところ何て

全く見えません。



かろうじて

点線で存在がある程度...。

相手の存在を無視してました。



でも

これは

自分自身にも

当てはまることです。

私が教員採用試験に合格したとき

教師である未来の自分には

希望の光しか

見えていませんでした。



ところが

教師として採用され

現実の教育の現場で

私が感じたのは

周りの教師と自分を比較し

自分の足りないところばかりに

目が行ってしまう

コンプレックスでした。



その自分の至らなさは

どんどん自分を

追い詰めていきました。



欠けている部分は

どんどん拡がっていきました。

そして...



自分の良い部分は

全く無い状態(点線)になったとき

私は

うつ病になっていました。



人って不完全な生き物なんです。

O みたいに完璧にはなれない。

C みたいに欠けた所があって人間。

でも

C の欠けた所ばかりに

意識を持っていくと

欠けた所は

どんどん拡がります。

意識の向く方に

エネルギーは

流れるからです。


新婚当初

相手の良い部分しか見えないのも

良い部分に

エネルギーが

注がれているから。



でも

欠けた所も含めて

相手を受け容れると

相手との

関係に深みが増します。

それは、

自分自身との

関係においても

同じ事が言えます。

そして、

あるがまま

全てを受け容れたとき

奇跡が起こりやすくなります。

人間は

不完全だからこそ

実は

完全なのかもしれませんね。




あなたが

今日も

笑顔で

ありますように✨✨✨


熊本県合志市野々島

なぎの木整体

スピリチュアル氣功師MOE