こんにちは
『円安』『半導体不足』のワードが出るたび、PC界隈では『値上げ』を危惧する声が聞こえてきます
円高で安かったのが当然の時代が長く続いたため、中々受け入れられないのが実情です
自作PC経験が長ければ長いほど、今の価格を受け入れがたいもの
『極力安く』『良いもの』を手に入れたいのは、老若男女関係ありません
PCパーツで『極力安く・良いもの』の代表格とも言える『SSD』は自作界隈では度々話題になります
Apple製品で採用される予定だった『YMTC232層』が中国市場で流通されたことで、SSDの価格破壊が発生しました
しかしながら、現在は毎週少しずつ価格が上がりつつあり、以前のように気軽に買いづらい状況になりつつあります
だったら、今あるもので遊ぼうじゃないかとなるワケです
PC界隈の『お米』とも言える『SSD』で遊びます
【Crucial P3 4TB CT4000P3SSD8JP Pcie 3.0×4】
『Crucial』は、Micron社のSSDブランド
※秋田県産『あきたこまち』みたいなものです
Curicialの独自機能
【Storage Executive】
・momentum cache(以下:MC)
メモリ内にキャッシュを作成し高速化【4GB程度】
(RAMディスクみたいな感じ)
⇒ RWの更なる高速化
・オーバープロビジョニング(以下:OP)
SSDの容量の一部(7~10%)を割当
⇒ ランダムアクセスの向上
⇒ データ書き換え寿命の増加
色々な説明サイトを読んでみましたが、
『SSD内に奴隷を作って頑張って働いてもらう』みたいな感じ
純正ソフトが公開されているくらいなので、危険性もないでしょう
よくわからんけど、とりあえず両方やってみます
【テスト環境】
MSI Prestige 15 A12U
【設定前】
【設定後】
バグった?
一瞬壊れたかと思いましたが、これで良いようです
速度差は下図の通りです
伸び率...エグい
参考までにSK hynix P41 4.0×4(システム)
SK hynix P41(4.0×4):Crucial P3 MC/OP ON(3.0x4)
Gen3規格がGen4規格を上回る結果になりました
すごい....
微塵も体感できない
無論、弊害もあります
メモリ4GB程度が専有(MC)され、SSDの容量が10%程度減少(OP)します
(未割り当て領域=オーバープロビジョニング領域)
そこまで犠牲を払って、体感できない速度を求める必要があるのか疑問です
オーバープロビジョニングで寿命が尽きるより前に、人間が壊れてます
短期間でPCI規格も5.0まで進んだこともあり、壊れるより前に旧規格となって使わなくなります
遊ぶには良いですが、一般的には不要な機能なので、メーカー側も『こんなことできるよ♪』程度なのでしょう
普通に372GBも容量減る方が精神的に嫌だよ
あと...Crucialの公式サイト
特定のファイアウォールを挟むと見れなくなります
おしまい