春ドラマも終わりかけですが、たまった録画を気になる順に視聴していってます😅


タイトルが気になって録画予約したのだけど、1話目の冒頭で、ああそういうテーマなのかと。

NHK、相変わらず攻めてるわ、、、😨

女性閣僚が"生む"って言葉を文脈の中でちょっと使っただけで叩かれる、この窮屈な世間様に向かって、「産む女と産まない女、女にはその2種類しかない」なんてセリフを、よく織り込んだものだと感心する。


そうして4話目まで来たのですが、いやあ、マジ怖しいドラマだ😱

法整備された近い未来かと思ったら、法の抜け道を潜り抜ける設定なのね。

登場人物それぞれの身勝手さ、愚かしさを、これでもかというくらい、辛辣に描いていく。

この先、どう考えても救いがない、気がするよ、、、


ノー天気で自分勝手な男にも、そんな男を繋ぎ止めるために断れない女にも、嫌悪感。

他人の子宮を"買う"くせ、応募した相手を蔑んだり、遺伝子ランクを値踏みしたりする傲慢さ、そのことに気付きもしない義母には、ゾッとする。

自分だって、仮にも息子を産んだ経験があるだろうに、その想像力の欠如に虫唾が走る。


搾取される主人公は、追い詰められていく過程が残酷すぎて。

甘く優しい言葉で営業レディ(?)に巧みに引き込まれる様子は、闇バイトや詐欺に取り込まれる被害者を見るようです。


そして、男を金で買う主人公。

絶対、この後も関係持つやん。

この男の子どもを孕んだりしないだろうか。

ホントに心配😣


女が男を買う時に、「嫌がることは絶対にしないから」なんて、考えるとヘンな話。

男が女を買う時に、女からそんなセリフは絶対に出ない。

性の根源的な性質なのかもしれないけど、ちょっと考えさせられます…


このドラマ、ほぼ誰にも共感はできないのだけど。

不妊治療がうまくいかなかった妻と、うまく妊娠できない主人公。この二人が、電話で同志のように会話するのには、少し心を打たれた。

まったく対極にある境遇の女二人が、互いに対して憎悪に似た気持ちすら抱いているはずなのに、互いの辛さを思い遣り合う。その心の動きに、泣ける。


婦人科の内診台、あの苦痛は男には一生分からんだろう。初めて婦人科検診を受けたときは、ショック以外の何物でもなかった。

今でも受けずに済むなら受けたくない。精神的にもしんどいし、痛いしさ。

パートナーが泌尿器科の受診で、看護師さんの前でナニを見せるのがイヤとか抜かしおったが、ふざけんな💢と言いたいわ😓


主人公、あんなサラッと友だちに秘密を教えたりしてさ。

大丈夫かな?脅迫してきたりしないだろうか。

今は友だちかもしれないけど、男の為とか生きる為とかになると、きっと人は変わるよ。


いやいや、どう考えても、登場人物の誰一人、幸せになりそうにないんだけど…

"燕"は、今そこにある日常の幸せを指すのかな…


怖いドラマです。

続きが気になって仕方ありません。

最後まで観終わる前に、このモヤモヤを吐き出したくなって書いてしまいました。