面白かったなあ。とても興味深かった。
高柳が聴き入ってしまったというのが納得できる、真剣で答えのない対話。
対話の目的は結論を出すことではなく、対話することそのものなんですね。
対話の中で、多様なものの見方考え方があることに気づき、理解し、振り返って自身の立ち位置を再確認して、その上で自分がどう考えるか。
「放っておく。何もしない」
対話の前と後で、彼女の行動は何も変わっていないけど、彼女や友達の心は変わっている。凛としている。
素晴らしいなと思いました。

ぜひ、シーズン2を期待したい。
悩める高柳と生徒たちの姿を、また観たいです。
高柳のプライベートまでチラ見せして、これで終わりなんて残念過ぎる。
「言われなきゃ分からない」と吐き捨て、身体接触を頑なに拒み、正しい心のありようが一瞬の激情にいともたやすく流されることに嫌悪感?さえ抱いている高柳の過去に何があったのか、とても知りたい。
原作マンガを読めば分かるのかもしれないけど、山田裕貴さんの高柳でそれが観たいなあ。
(そしてジュダとの再会を妄想する愚かな私…😅)
切に、切に希望します。

最後に。
晴れの卒業式、倫理クラスで集合写真撮るのに、なんで高柳誘わないんだ😅