これまでとは違う、不思議な回でした。
何か事件が起きるわけではない、ただ喋らない生徒がいたというだけ。
前回、悩める生徒たちに何も出来なかった悔恨?を引きずったままの高柳が、そんな喋らない彼の傍で、とりとめもなく話をする。
彼の方は、高柳を邪魔に思う風でもない。時折、興味を惹かれたように高柳の方を見たりもする。
そんな奇妙なコミュニーションが、不思議と高柳の心を癒やしているようでもありました。

結局、なぜ彼が喋らないのかは謎のままだけど、最後に友達に見せた爽やかな笑みが、彼に何の問題もないことを物語っていたようで。周りの大人がよってたかって騒いでいただけ。相手のためと言いながら、自分のエゴに過ぎないのね。
でも高柳は、"自分が"気付きたいのだと、自分を主語にして語りかけた。お為ごかしじゃないのね。嘘がない。だから彼も応えたんだろうね。
彼の一言で、高柳は報われたと言っていいのかな。

次回、「最後の授業」って言ってたけど、全8話だよね?まだ終わらないよね💦