おお!ついに!!
十兵衛さんが剣豪だって設定が、ようやく活かされましたか!(笑)
いやしかし、数年前までお経と数珠しか持たなかった人が、配下の武士を「稽古にならぬ」と言ってのけるほど上達するかね。
ああそれはアレか、忖度というやつか。
そうゆう気の利かない、頑固な十兵衛さんてば、公方様を叩きのめしたりするから〜😅
ま、十兵衛さんも公方様にイライラしてたんだよね。人間だもの。

今回はなかなか楽しく観れましたよ。
(イライラするシーンが少なかったから。笑)
残り話数さえ気にしなければ、見応えありました。
信長が傾倒してるからって闇雲に帝に近づこうとするあたり、相変わらず十兵衛さんてば知恵者には見えないけど。
公方様を思い留まらせると信長に大見得きったくせに、説得できる言葉ひとつないあたり、相変わらず論客でもないしね。戦略がないんだよな。
でもなぜかみんなに愛されるという。ま、主人公だからね。

十兵衛さんの行き当たりばったり癖は置いといて、義昭との訣別シーンは見応えありましたね。それぞれの形相に、想いが溢れてました。
「御免!」と叫んで立ち去る十兵衛さん、カッコ良かったですよ。
それより良かったのは、坂本城の天守閣での煕子とのシーン。目を輝かせて眺めの説明をする十兵衛さんを、煕子が微笑を湛えながらずっと見つめている。素敵でした。
おしどり夫婦だったんですよね?なんでこの二人の物語にしなかったんですか?ねえなんで?十兵衛さんの人物造形や行動様式において、極めて重要な役割を担えてたんじゃないですか?余計な架空の人物入れるより、よほど感動的で、説得力あったと思うんですけど。

そして!
なんと言っても今回は、蔵さん藤吉郎が良かったですよ❣️
オレだけは分かってるぜ、お前らみんな甘ちゃんだぜ感がステキ〜💕
お酒似合うし、呂律あやしいし、欠伸してるし、舟漕いでるし、でもしっかり聞いてしっかり主張してるし🥰
十兵衛さんと藤吉郎をもっとバディっぽく描くやり方もあったんじゃないの?って思ってしまう。先々のこともあるしさ。一応、二人で京を護れ的な役割もあったよね?もったいないなあ。
次回は戦闘モードの蔵さん藤吉郎も観られそうなので、さらに楽しみです✨

ところで、今更なんですけど、なんで幕府が松永久秀を討とうとしてるのか分からなくなってしまってました。
筒井順慶との対面があったのは覚えてるけど、なんで幕府が筒井順慶のバックについたんだっけ?とか。
第34話に多少そこらへんの経緯があったんですね。そのときも多分、理解度はイマイチだった😅
それでも、その流れで今回があればまだ繋がってたと思うんですが、前回を十兵衛さん暗殺未遂やら帝に会いたいやらに割かれたせいで、ブチっと流れが切れちゃった気がするんですけど。
私が歴史に詳しくないからってだけですかね。。