【α世界線】
ほらほら、アキト~!はやくぅ!
ちょっ・・・ちょっと待ってくださいよー
龍族「人間め・・・帰れ・・・お前たちが来ていい場所ではない・・・」
う、、うわぁ。く、、くるなー!
空振りしてる場合じゃないよ! マロンちゃまお願い!
ふ・・・ふぅ・・・。すみません。
敵の動きをよく見て動かなきゃ
弱々しいなぁwシャキっとしなさい!
はいっ!次はアキト一人で倒してきて?
がっ・・がんばります!
いってらっしゃ~い♪
(アキト奮闘中・・・)
ハァッ!
ふ・・・ふぅ。やっとコツがわかってきました!
そういえば・・・リオさんも飛翔剣使ってたのを思い出しました。
そうなの?・・・?
あ!!!
えっ・・・なんですか急に・・・
ごめんごめんw
前に秋人ちんの頭の中覗いちゃったことがあってね?
ハッキリと 全部 視ることはできなかったんだけど・・・
秋人ちん何度も同じ夢をみてたみたいなの。
その夢から来てるのか、俺がマキナを護る!って思いが
すっごく強かったんだ。
それが何か関係あるんですか・・・?
その夢なんだけど・・・
少し視えたイメージがあたしに似た女の子が飛翔剣持ってて大きな敵と戦ってるイメージだったの。
これはもしかしたら~なんだけど、秋人ちんはそこであたしに似た女の子が殺されるところを夢で何度もみたんじゃないかなって・・・。
大きな敵・・・う゛っ!
だ、、大丈夫!?
はい・・大丈夫です。
当時のことを思い出そうとすると激しい頭痛に襲われるんです。
それにしても・・・お二人はとても仲がいいんですね
どうだろw お互いに依存はしてないから一緒にいて楽だよ?
依存・・・ですか。
僕はリオさんに依存しすぎていたのかもしれません。。
今さら後悔したって遅いよ~♪
後悔してる時間があるなら行動に移せばいいのっ!
もう一人のあたしはきっとあなたをみてるから
そ、そうですよね!
ずーっと病んでたんですが、少しずつ元気が出てきました!
そうそう! その調子で次は坑道探索手伝ってね!
はい!
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【β世界線】
なんでこっちの俺はレンジャーなんだよ。
動きづらいったらありゃしない。
あとでクラス変更の申請でも出しちゃおうかな~
次の任務は~っと・・・森林探索。
ん?てことはロックベアだな。
試しにロックベアに話しかけてみるか~。
テレパスが成功すりゃいいが・・・。
こんなときに浸食か!とりあえず送るだけ送ってみる!
(森林を護りしロックベアよ・・・少しだけ話をさせてくれないか?)
届け!!
[ロックベア]
人間とはもう話さない。そう決めた。
・・・ほぅ・・・お前から日本のにおいがする。
いいだろう・・・完全に浸食される前に話をしてやろう。
(ありがとう。世界線を移動する方法を探している。それを知る存在はいないか?)
[ロックベア]
我らとは無縁の話。
しかし、その手の話は龍族が好むであろう。
(龍族か。わかった。 あともう一つ、どうしてそこまで人間やアークスを嫌う?)
[ロックベア]
愚かな質問よ。
人間はまるで自分たちが自然界のトップであると勘違いしている。
笑わせるでない。下等な生物よ。
自然界とまともに共生できぬ生き物が地球を破壊していく様をお前も観ているだろう?
(そう・・・だな。 俺からも謝らせてもらう。 ただ聞いてくれ、地表人も本当は心の奥で知っているんだ)
[ロックベア]
ではなぜ自然を破壊する。なぜ動物を捕食する。なぜ無意味に動植物を殺生するのだ。
大地や動植物に感謝しようともしない。
むしろ自然に怯えているようにしか見えない。
(すまない。 地表に降りるとき・・・記憶を消してしまうんだ・・・。
記憶がないだけに・・・人間が自然界のトップであるかのように教育されてしまうんだ。
本当にすまない。)
[ロックベア]
お前たちのネガティブな想念がダーカーを生んだことを誰一人としてわかってはいない。
ダーカーを生んだ人間共には浸食せず・・・我々が浸食されていく。
人間ではなく、自然がだ。
なにゆえそんな人間共を許せようか!
(申し訳ない。 目覚め始めた人がようやく増えてきたんだ。
頼む。あと数年・・・人間に慈悲をかけてはくれないか。)
くそっ!・・・浸食の限界点を突破しちまった。
話してくれてありがとうロックベア。
生まれ変われるよう・・・祈るよ。
俺もこの世界中の人間が早く目覚めてほしいと心の奥から望んでいる。
---第23話 終わり---
なんだろう・・・核心を突きすぎてはいないかな・・・大丈夫かなw
秋人ちんやっほw
マキナか、この内容大丈夫かな?
どう捉えられるかなぁ。まぁ人っていう生き物は多少厳しく言われないと気付かない生き物だから
それにしてもロックベアと会話か~
そこのアドリブが秋人ちんらしくて面白いね!w
αとβの世界線のSS収集が非常に大変でござるよw
そこは頑張ってよ~w
俺はαに行ったアキトがどう成長するのかが楽しみだな~
頼んだぞマキナ~