手術後72時間はひたすらうつ伏せをして、ガスを後頭部側に持っていき孔を抑えている必要があるらしい。夜睡眠中も看護師さんがうつ伏せで寝ているかチェックにくるので緊張した。顔も洗えず、もちろんお風呂にも入れず3日間、時々さぼりながら頑張った。
そんな入院生活で一番感動したのは3食上げ膳据え膳で出てくるご飯だった。
野菜豊富で、メインも美味しいご飯がきっちり3回出てくる。夢のようであった。
1週間美味しいご飯を作ってくださった病院の方に感謝
トイレとハミガミして、あとはスマホを見るか、ぼ〜っと外を眺めているだけの夢のような生活を1週間させてもらった。ずっと夢に見ていた「入院して上げ膳据え膳生活したい」がやっと実現したのだ。掃除洗濯も買い出しも犬の散歩もしなくて良い、仕事に行くストレスもないし、本当に「無」の世界。病室から見える夏の終わりの空をずっと眺めていた。
実は2ヶ月ほど前に神様にお願いをしたことを思い出す
私が信じている人魚姫の定理「何か大事なものを得るためには、同じくらい大事なものを神様に差し出さなければいけない」「何かを無理に得ようとするなら、何かを代わりに失うかもしれない」私の目の代わりに、望んでいた力が彼に与えられたのであろうか?その彼は私の入院中に南米ペルーに旅立ったマチュピチュを見たいらしい。初めてのひとり海外旅行が南米ってのがすごい
神様がおまけにこの天国のような入院生活を与えてくれたのだろうか。
病室から何度も神様に感謝の気持ちを届けた