防災意識を高める NO/53 | 不動明眞

不動明眞

AKIMASA FUDO AKIRA

(食中毒の疑いがあるときの対処法)

 

●脱水症状や嘔吐物でのどを詰まらせないように注意

 

脱水症の予防に水やお茶、スポーツ飲料などで

水分の補給をします。

吐いたものが気管支つまると、呼吸困難や肺炎を

起こすので吐きやすいように、横向きに寝かせましょう

 

けっして自分の判断で下痢止めなどの薬をのませないように

しましょう。食中毒は、ときには死に至ることも

あります。重症化のきざしを見逃さず、

少しでも危険を感じたら、保健所に相談したり、

救急病院などに行くことが大切です。

 

(熱中症は早めに対処しよう)

 

●重症になると死亡することも

 

「のどが渇いた」と感じた時は、すでに水分不足

になっている証拠です。とくに発育途中の子供や高齢者

は熱中症になりやすく、注意が必要です。

熱中症を疑ったら、早めに涼しい所に移動して、

衣類をゆるめて休むこと。

熱痙攣している部分があれば、マッサージしましょう。

また、身体の特定の部分が冷えているなら、

その部分もマッサージしましょう。

熱中症になったあとは、病院で診察してもらい

大事をとること。

反応が鈍い意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。