パラレルワールドは実在するのか? | 不動明眞

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AKIMASA FUDO AKIRA

 

確率解釈では、観測者から見ると重ね合わせの状態が解消

して、ひとつの状態に決定します。観測されなかった、

もう一つの可能性(確率の波が収縮してしまった方)は

どこかに消えてしまうことになってしまいます。

 

重ね合わせは、全ての状態が同時に存在している

という考え方ですから、状態が決まるまで、

存在していたはずのものがなくなるというのは

奇妙なことです。それが確立解釈の疑問点でした。

 

多世界解釈は、1957年、アメリカのプリンストン大学

の院生であるヒュー・エヴェレットによって提唱

されました。エヴェレットは、観測者自身も

重ね合わせの状態になるのではないか、と

考えました。以前取り上げた、

ゴム紐がA陣地にあるのを観測する観測者と

B陣地にあるのを観測する観測者が同時に

存在するというわけです。

 

認識することができないだけで、自分とは別の状態を

観測している別の自分がいる・・かなりSFじみた印象に

なってきました。

(※これを、スピリチュアルな用語にすると

オルタナティブアースの自分などといったりします

別次元の地球の自分)

では、さらに重ね合わせの範囲を広げてみましょう

ゴム紐がA陣地にあるのを観測した世界そのものも

B陣地にあるものを観測した世界と重ね合わさっていると

すれば、世界が二つ存在していることになります。

これが多世界解釈なのです。

 

「ほんの少しだけ異なる世界に、ほんの少しだけ

異なる自分がいる」なんてまさにSFやファンタジーの

物語で登場するパラレルワールドそのままの考え方です

 

しかし、パラレルワールドはやはりフィクションのようです

というのも、多世界解釈自体が、正しいのか間違っているのか

いまだにわからないのです。

確かめたくと、確かめる方法がないのです。

 

●パラレルワールド?多次元世界?

パラレルワールドではなく、多次元世界が存在する

可能性があるなら、それはミクロの世界ではないかと

言われています。線を1次元、面を2次元、空間を3次元

と考え私たちは、3次元の世界にいると思われて

います。その3次元に「時間」を追加すると、

4次元になります。これはアインシュタインが

一般相対性理論で考えました。残りの7次元は、

ミクロの世界にコンパクトに丸められ私たちが感知できない

ほど小さくなっていると考えられています。

これも仮説なので、正しいのか間違っているのか、

確かめる方法がありません。

 

そこを、世界中の物理学者が現在も探索しているのです。

4次元以外の次元を余剰次元などといっていますが、

ここは、この3次元世界のすぐ隣にあるか、

または、見えない粒子の中に収納されているがため

観測できないのか・・・・。

 

ただ、パラレルワールドや異次元という

言葉で解説するスピリチュアル業界の人達は

認識し、見ることができるのです。

幽霊は3次元空間には存在していないのです。

ではどこに存在しているのか、

おそらく4次元以上の世界ですが、

普通の人にはみえません。よってミクロの

世界に存在していると仮定したとき、

何故霊能者には大きな存在、(人間と同じ大きさ)

として観察されるのでしょう・・・?

それは、人間の肉眼では見えないだけで、

ミクロの世界を人間が認識することによって、

その世界に存在する異次元の幽霊や霊的存在が、

3次元の人間の観察によって電子的な変化を起こし、

3次元世界に住む人間の重力に周波数を合わせられ

3次元界に出現してしてしまうと考えられます。

もし、霊的存在が良いものも悪いものもミクロの世界に

存在しているとしたら、

人間の体の中にも容易に侵入できてしまいます。

それを、侵入させないようにする方法は、

目ない世界の認識と理解です。

 

あくまで私の仮説です