水素原子からわかること(周波数と波長) | 弦弥勒

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量子論を学ぶ際、よく水素が題材として取り上げられてます。

水素は、物質の中で最も単純な原子構造をしているので

分析しやすく、水素をしれば他の元素はその

応用になるからです。

 

水素の一つの性質として試験管のような空間に

閉じ込めて高圧にすると発光するという

現象が挙げられます。

 

この時の光をスペクトルにすると、

赤、青、藍、紫がある一定の規則で観察できます

スペクトルは、光をプリズムなどの分光器に通して、

波長ごとに分類させた色の帯のことです。

 

「炎色反応」という言葉を御存じでしょうか

炎というと赤やオレンジを想像しますが、

何を燃やしても同じ色になるわけではなく、

物質ごとに炎の色が決まっているのです。

ナトリウムから発せられる光をスペクトルにしてみると

炎色反応と同じく黄色にしかなりません。

 

つまり元素によって放出される光の周波数は決まっているのです。

逆に考えると光の周波数を分析すれば、もとの

元素が何だったかわかるのです。

宇宙から、飛来する星の光を調べて周波数を割り出し

その、星を構成している元素の数々を分析することが

出来るのは、このためです。

 

(水素のスぺクタルからわかること)

 

水素から放射される光をスペクトルにしたデータを

数学的に分析したのがバルマーの公式です。

スイスの数学者、ヨハンバルマーが1885年に発表

しました。

水素から放射される光には、ある規則性があることが

数学的に示されました。

バルマーの公式は、光の波長をλとして、

次の式が成り立ちます。

ちなみに、波長と周波数は次のように違います

波長が短いと周波数は大きくなり、

波長が長いと周波数は小さくなります。

 

公式というと、難しいイメージがありますが、

バルマーの公式は記号の意味さえわかれば、

難しくありません。

「B」は定数です。つまりある決まった数がここに

入ります。

「n」は整数の値です。バルマーの公式では

「n」は2以上という決まりなので3、4、5、6・・・と

入ります。

「n」を3、4、5、6と代入していくと

「3の場合」1.8

「4の場合」1.333333・・・・

「5の場合」1.19047619・・・

「6の場合」1.125

となります。これは

「3の場合」赤の周波数

「4の場合」青の周波数

「5の場合」藍の周波数

「6の場合」紫の周波数

に対応してます。つまり水素が放射する光は、

各色の周波数と比例する関係になっているのです。

 

自然現象がこのような規則正しく数式で表現されることに

気が付いたことはとても大事なことでした。

 

 

このことからわかることは、あの人とは波長が合うなどど

日常でもよく使われますが、実際は一時的にその

お相手と、考え方が一致したときに起こる現象です。

その時、お互いのミクロでの身体レベルでの振動数が

同じになっています。

ですから、相手に合わせるというのはこの波長域、振動数を

合わせていることになります。

身体への影響は波長が短くなるにつれて影響が大きく

なることがわかります。

 

光は波長が短いほどエネルギーが高い。

 

こういうことがいえます。

優しい人の波長は長く、荒い性格の人は波長が短い可能性があります

怒りを持つと、エネルギー値も高くなります、

 

エネルギーが高いというのは質量も重くなります。

重力が強いのです。よって優しい人は波長が長いですから、

エネルギー値も軽いのです。

可視光線より波長が長い状態は、赤外線、マイクロ波、超音波、

短波、中波、長波、長長波・・・ではこの先の周波数を

もつ身体構造をした人間は・・・・。

エネルギー値が軽く、希薄な存在と波長が合います。

それが、目に見えない世界の住人であり霊的存在なんです。

 

ちなみに、だから、短い波長の荒い性格の人に

重力で引き付けられ、どうしても身体構造上

相手のいいなりになってしまうのです。

 

優しさを持つという事は大変なことでありとても

生きにくいものです。

だからこそ、より波長が短い人間が世の中の大半を占め

優しいひとが隅に追いやられるのです。

 

こういう構造上、やさしい人にしか見えない世界がちゃんとある

のです。

 

そして、やさしさをもった人ほど霊的進化が進んでいます

やさしさにも段階とレベルがあって、やさしければ、やさしいほど、

高度な精神構造に達します。