パラレルワールド(多世界解釈)とドッペルゲンガー | 不動明眞

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AKIMASA FUDO AKIRA

 

量子論的多世界解釈(パラレルワールド?)について

 

ボルンによってもたらされた、確率解釈をさらに発展

させると、多世界解釈へと発展します。

多世界とは、ごく簡単に言えばSFなどでおなじみの

平行世界、パラレルワールドのことです。

ただし量子力学のパラレルワールドは人間が別の世界に

迷い込むというパラレルワールドはありません。

 

多世界解釈がどういうものか、ゴム紐の例で説明

してみましょう。

AさんとBさんが、それぞれA陣地、B陣地に立って、

ゴム紐をひっぱり合っています。

ふたりがゴムひもを同時にはなすと、

ゴム紐が縮み、まるまった状態で位置が確定します

ゴム紐がA陣地に位置するか、

B陣地に位置するかは確率の問題です。

Aさんのゴム紐をはなすタイミングがほんの少し

遅れれば、ゴム紐はA陣地に現れる確率が高くなります

 

これに対して、多世界解釈では、そもそも

ゴム紐の存在が一つではないと考えます。

ゴム紐を二人がはなすのと同時に、

ゴム紐がA陣地に現れる世界と、

ゴム紐がB陣地に現われる世界に分かれるというのです

 

確率解釈では、A陣地にゴム紐が現れると、

B陣地に現われる確率は、確率の波が収縮して消える

と考えます。しかし、多世界解釈では

B陣地にゴム紐が現われた確率は消えずに、

A陣地にゴム紐が現われた世界とは別の世界になって

並行して存在すると考えるのです

 

別の角度から考えてみます。

A陣地、B陣地にまたがってゴム紐が伸びている

状態は、重ね合わせの状態であるともいえます

ゴム紐をはなした瞬間、重ね合わせが解消されて

状態が決定するわけです。

 

多世界解釈では、ゴム紐をはなした瞬間でも

重ね合わせの状態は解消しないと考えます

世界が分離しただけで、

重ね合わせの状態は依然

として存在しているという

考えなのです。

 

要するにどの確率も成立するということです。

 

そう考えると、並行次元、平行世界が

存在すると仮定した場合、

霊的世界観の解釈では、もう一人の自分

ドッペルゲンガーがあります。

このもう一人の自分は別次元で存在し何かの

拍子にこちらの世界(自分が今いる世界)

に侵入してきてしまったのでしょうか・・・?

 

おそらく次元には壁、境界がありそこを超えてきた

可能性があります。

要するに宇宙は多重多層構造だということです。

 

何人もの自分が存在するなんておかしな話ですが、

素粒子レベルで考えると、違う自分が

違う世界からやってくるのは容易に想像がつきます

 

ただ、違う次元からやってきても形をとるには

エネルギー(質量)が必要になりますから、

それを与えている存在がいることになりますね・・・。

 

ドッペルゲンガーは反物質状態な可能性が

あり、その反物質的存在にある存在が質量を与え

人間の形をとらせると、その反物質は

元ある、こちらの自分に近づいてくる性質が生じ

対消滅を起こしてしまいます。

つまりはドッペルゲンガーにあった人は

死ぬということです。

 

これは心霊現象とかそういうものではなく

科学的に消滅してしまうだけなんです。

そして、エネルギーと重力だけは次元の境界を

超えることができますから、

消滅したこちら側の人は向こうの世界で生きている

新しい人生をあゆんでいる可能性が大なんです。

 

では、何故そのようなことがおきるのでしょう?

何のためにドッペルゲンガーは現れるのでしょう。

人生にはいろいろな選択肢があります。

A地点からB地点で終えるだけの人生ではなく

A地点からZ地点までいく道もあるのだろうと

推測したとき別名復体とも呼ばれるドッペルゲンガー

が現われ、違う人生を歩ませる方法をとって、

何かの危険を回避しようとしているのかもしれせん。

 

これは私の仮説ですが、霊的存在というのは

あらゆる次元にまたがって存在しているので、

3次元世界の自分のブループリントが明らかに

機能しない場合(運命からの脱線状態)が稀にあって、

それを再起動するために復体とも呼ばれるドッペルゲンガー

が、あらわれるのではないか・・・

と考えています。

 

反物質 | 不動明眞 (ameblo.jp)

理論上で、量子物理学者P.A.Mディラックによって

提唱された。

その説明によれば、すべての粒子は、特定の対応規制

によって、特徴づけられた対応する反粒子を持つ。

 

そして、最も重要なことはその物質と反物質が衝突すると

それらは対消滅を起こし、それらの全質量がエネルギー

として放出されるということである。

反物質と物質の違いは中性子と反中性子に起きるような

「消滅特性」だけである可能性もある。