文献から…現行の中間リスク用の化学療法に比べて減量しても、治療成績は良好であった | 神経芽腫 腫瘍残存経過観察中

神経芽腫 腫瘍残存経過観察中

治療を受けていた主治医の治療方針と、セカンドオピニオンの治療方針は真逆だった!病院選びは本当に大事です。これから治療を受ける方の参考になれば幸いです。

早く、それぞれの子に必要十分な治療が選択できるようになりますように。


【要旨】

切除不能でMYCNが増幅していない、かつ予後良好因子を持つ神経芽腫では、

現在、9か月(9クール)の化学療法で100%の生存率が得られたとする報告があるが、

腎機能や聴覚などへの副作用も深刻である。

そこで著者らは減量した化学療法を施行し、極めて良好な治療成績を得たので

報告する。



Rubieら J Clin Oncol 2011

Excellent outcome with reduced treatment in infants with nonmetastatic and unresectable neuroblastoma without MYCN amplification

http://jco.ascopubs.org/content/29/4/449.full.pdf+html