ボロボロだった前半プレーを終了し、ランチとなる。

ランチでは、一人予約ゴルフでは、初面識同士、どこから来たとか、ゴルフ歴何年とか、よく行くコースはどこ?とか、まぁ、紳士的な会話で今回も楽しく食事が出来た。

で、後半のプレーに入り、何とかまともなゴルフができる様に気持ちを新たに迎え、後半のティーショットを迎える。

「カッキーーーーン」   (ナイスショット!)

ボールは真っすぐに飛んで行った。通常ならナイスショットだが、このホールは、コースのど真ん中に松の大木があり不運にも。私のボールはその木の枝につかまり、ストンと大木に下に落ちてしまった。

しかし、当たりそのものは、悪くない。「よし、こんな感じでドライバーはやってみよう」。と幾分安堵したのである。

今回のドライバー解決方法は、自分にとって初めての解決策だ。

それは、ただただ単純に「気持ち」である。

実は、このコース、最近何度か行っているコースで、直近で97。その前は、100でラウンドしたコースなのだ。この2回のラウンドでハーフ50未満を3回出している。

スコア自体は、決して満足いくスコアでは無いが、このコースは、個人的には、かなり難易度が高いコースだと自分では思っているのだ。

以前、このキャディさんが言っていたが、ここでプレーした客さんのほとんどが、自分のアベレージより5~10打は、多く叩く。とのこと。

(ちなみに今回はセルフである)

で、今回のスタートでメチャクチャだったドライバーショットを後半で修正できたのは、「今日は、(前回97を出した時にラウンドした)いつものプレーヤー仲間と回っているのだ。」と自分に言い聞かせたのだ。

97を出した時の仲間とは、月に1度は一緒にゴルフする気さくな仲間である。異業種交流で出会った仲間なのだが、ゴルフの腕前を似たりよったりで、楽しくラウンドをすることが第一で、決してアスリートタイプでは無い。私の場合は、もちろん、上手くなりたいのだが、そのためにゴルフが苦痛となってしまっては本末転倒である。

楽しみながら上手くなれればイイな。という事で、事実、去年は、後半に80台を2回も出すことが出来て、去年の後半よりのアベレージでもようやく100を切ることが出来たのだ。

で、こられの一緒に回った仲間の事を思い出し、今日のゴルフも彼らと一緒に回っているんだ。という自己暗示をかけたのだ。

結果、そう思う事で、体に余分な力が抜けたのだろう。上手い方々とのラウンドで無意識に相当緊張してしまったと思われる。

「よーーーし!後半はいけるぞ!」

って思ったのも束の間・・・。

アイアンショットが、全然ダメ。この1年苦しめられてきたフック病が再発!アプローチも、バンカーに、これでもか。っていうほどに、入りまくり、アプローチもペケだった。

アイアンの不調の原因は、最近の練習場でのスイング修正だろう。練習場でトライして良かったと思われたことが、現場では、逆効果となってしまったらしい。。。下手になるための練習をしてしまったようなものだ。素人ゴルファーには良くあることだ。

まぁ、ドライバーがぶれなくなったので、プレーそのものは、スムーズになってきたのだが、後半のプレーでは、一緒に回ったプレーヤーさんから、とてもとても嫌味な事をされてしまう・・・。

今回のコースは、カート付きなのだが、80台のお二人は、アスリートタイプなので、ラウンド中は、当然のごとくカートには乗らないで歩く。

カートはリモコンで遠隔操作できるので、そのリモコンは、80台のお一人(仮称Aさん)が持っていて、カートを操作してくれているのだが(とういか自分で、リモコン操作を進んでやってくれた)、このカート操作にちょっと難儀があったのだ・・・・・。

80台のお二人とのラウンドのなれば、今日の私の調子からいえば、間違いなく、私のティーショットの順番は、いつも最後である。

で、何が難儀かというと、私のティーショットを打った後、Aさんは、自分が歩き出すと同時に、速効でカートをスタートさせてしまうのだ。

そうなると、私がドライバーをカートのキャディバッグに戻す時間が無いのである。勿論、Aさんは、先にティーショットを打っているので、ドライバーをカートのキャディバッグに戻して手ぶらで歩いている。

ドライバーショットの時ならまだ良い。これが、パー3のティーショットの場合は、どうなるか?

パー3で、表示128ヤード。かなりの逆風で80台のお二人ともグリーン手前のバンカーにイン。

ティーショットが最後の順番の私は、それをみて、8番でティーショットを打ったのだが、やはりアゲンストが予想だに強く、で。グリーン手前のバンカーにつかまる。

ここまでは、特に問題ないのだが。

・・・私のティーショトの後に、速効で、カートがダッシュ!

私が未だクラブを交換していないのにAさんは、カートをリモコンで走らせたのだ!

カートは、コースの左隅に回り、グリーンより、どんどん離れてしまう・・・。

仕方なく、私は、走っているカートを追い、自分も走りながら、8番をバッグに戻し、アイアンのSとパターを取りだすという事をさせられたのである。

Aさんともうお一人の方は、私がティーショットするまでのあいだに、次に打つためのクラブとパターを用意して持っている。

最後の順番の私は、ティーショットを打ったら、Aさんのカート速効ダッシュリモコン操作により私がクラブを交換する時間を無視されたのだ。

しかも、そのホールは。カート道は、グリーンに近づけば近づくほど、グリーンから離れていく道で、カートの停止位置は、グリーンのはるか奥側である。

これでは、グリーンの奥に止まったカートまで、クラブを取りにいって、また、グリーン手前のバンカーまで戻らなければならない。

これ(ティーショット後カート即発信!)を後半のAさんにショートコースで2回ともやられる。

こういうせっかちなゴルファーなら、私が「カートを走らすのを私がクラブ交換するまで待って下さい」と言えばいいのだが、下手なゴルファーとして見下されている私がそんな事言えば、「もう少し、練習してからコースに出た方がイイのでは?」と皮肉の一言でも言われるに決まっている空気がありありの雰囲気であった。。。。

Aさんは、コースでも歩く速さも、テレビで見るプロ並みに早かった。カートもそんなイメージで早く動かすのがその方の「リズム」なのかと思うが、このようなカート操作は、ティーショットの最後の打順の人には、ある種の陰湿なイジメである。

ショートコースで私が、走るカートに合わせて小走りしながら、クラブを交換している姿をAさんは、横目で見ても、カートを止めなかった!!

私は、ゴルフは、下手である。しかも、この日は、1年で一度あるかないかのボロボロゴルフだ。それが、この様な80台のお方達との時に運悪く出てしまったのは、申し訳なくてしょうがない。

だから、前半のプレーの後も、ランチの時も、「私の様な下手クソと一緒のラウンドでラウンドでスイマセン」とお詫びした。

Aさんは、私のお詫び対して笑顔で頷いていたが、内心は、全く別だったのかもしれない。

ラウンド中も80台同士で会話がほとんど、私はほぼ蚊帳の外だったし。

しかし、今回の一人予約の枠に先にエントリーしたのは自分である。そこには、私の自己申告アベレージも書いてある。

で持って、Aさんの後半のプレーでどうみても過少申告があったホールがあった。

2オンせず、3打目でアプローチホームランでグリーンを越えて、バンカーへ。バンカーショット(4打目)でバンカーアウト。次のアプローチシヨット(5打目)でチョロって、再度アプローチショット(6打目)、で、2パットイン。=8だが

自己申告は「6!」であった。どうしても私の後に打つのが嫌らしい。80台のゴルファーのプライドが絶対に許さないのだろう。

何度も言うが、80台アベレージでのゴルファーなら、私のこの日のゴルフなら、スコアを過少申告してでもティーショットで私より後に打ちたくないのかもしれない。まぁ、私のゴルフは散々だったので、他人のスコアなどどうでもいいのであるが・・・

Aさんは、この日、バーディーを2回出した。このコースでバーディー2回はさすがである。このバーディは、本当のスコアである。

ちなみにAさんでないもう一人のお方(仮称Bさん)は、見た目に合わず(見た目はコワイのだ)、私のボール。を探してくれたり、ティーを拾ってくれたり、優しくして頂いた。弱者をいたわる心、ここにありである。

この日のプレー終了後、お風呂も入らず、帰宅する。帰宅後どっと疲れが出て、自宅の風呂で体を癒す。

これが初めての一人予約ゴルフだったら、もう2度と一人予約はしないだろう・・・。

みっとも無いゴルフをしたのだが、決してスロープレーでは無かったことは書いておく。

これまでの自分のゴルフ人生(まだたかが4年であるが)、また今後のゴルフ人生において決して忘れてはならない屈辱的なラウンドだっだ。

今回のブログ、①~③までの計3部昨の大作であるが(笑)、ゴルフブログで、これほど書いたのは、初めてである。

今回のラウンドで、どれだけミジメな思いをしたか、ショートコースで、走るカートを追っかけながら、クラブを交換させられたあのシーンは決して忘れない。という事だ。

一人予約は、こういうとんでも無いリスクが潜んでいるのも事実である。