ポクスル・ウェスト最後の飛行 ダニエル・トーディ/武藤陽生 訳:2017/03。原著は2015。チェコ出身のユダヤ人ポクスル・ウェストがナチスから逃れてイギリスに渡り、英国空軍の爆撃機の操縦士となって、終戦後、昔の恋人に再びあうまで・・・という話が書かれている。途中何カ所か、甥っ子でわる「私」とポクスルおじさんとの会話、思い出が挿入され、最後に、ポクスルの物語が自身の妻を自動車事故でなくしたショックを埋めるための、すべてでっちあげの話だったことがあきらかになる・・・という話。原題はThe Last Flight of Poxl West、flightには飛行のほかに、(想像力・空想の)飛翔とか、歳月の早い流れという意味もあるらしい。