甲状腺眼症と診断された当時、怖くて色々と検索しまくっていました。

たどり着いたサイトで



「人格をも変えてしまう恐ろしい病気だ」



確かそんなことが書かれていて、当初は???びっくりびっくりびっくり



最初のステロイドパルス入院で、初めて同じ悩みを抱える同病の人たちと出会えたことがなんとも心強く

都内でも病気に特化した病院で、それこそ全国から治療を受けるために来られているので、ここへ来て同病の人に会えた〜〜♡♡♡
なんて安堵感を感じる人も多く、また色々経験を積んだ同病の先輩もいたりで退屈な入院生活、お茶を飲みながら止まらないお喋りはまるで部活の合宿のようでした。

どんなに家族や友達に話しても伝わらないことが、当たり前だけど普通に通じて、ネットで得る限られた情報以上の生の声や経験談が聞けたり。

なにはともあれ入院中皆んながステロイドパルスで炎症が治ってくれれば万々歳!!なんだけど、
同じ眼症でも、眼症に影響すると言われているtsab値が同じくらいでも、また、低めでも、高めでも、症状の出方が十人十色というのがホント厄介なところ。

1度のパルスで安定して、診察の間も徐々に空いて1年に1度の診察で良くなったよー!って人も何人もいるし、私のように1度では治らなかった人も然り。
炎症期を過ぎてtsab値も基準値まで下がって次の眼科形成、美容的段階へ進んだ人もいたり…

ざくっとしたうろ覚えの数字だけど、甲状腺亢進症で眼に症状が出る人が3割、その中でパルスなどの治療を受けても治らないのが何割か、またその中で視神経炎までいく人は確か数パーセント。

わたしの場合は元気すぎて炎症治らず、2回のパルスや視力低下、複視、斜視などなど…


「人格をも変えてしまう恐ろしい病気」


症状が思うように良くならないときは、この言葉どおり本当に凹んでしまって内向的になったり、マイナス思考に陥ったり、もともと人付き合い大好き人間だったのに関わりたくなかったり、怒りっぽくなったり…
「こういうのが鬱っていうの?」なんてことも多々ありました。

完治がない手探り的な病気ゆえ、時には吐き出せる眼症仲間、今ではとっても有り難い存在ですニコニコ