声に守られ、楽しみ始めたはずが、
最初の恋人ができた頃に、変化がありました。
いつものように
ふとした一人の時間に、“声”と話していると…
??「ところで君は、いずれ私と話さなくなるだろうね。」
わたし「えっ」
??「君は日常の中で忙しくなり、社会人になり、私のことを忘れるだろう。」
わたし「…」
??「思い出すかどうかは君の選択次第だ。」
わたし(そうなのかな…恋人とかできたら…
妄想とか必要がなくなるよね…
ん?妄想、あ、そうだ、これは、私の妄想だったんだった。
そうだよね。
でも妄想って思いたくないから、"物語"として、こうした会話を設けて、きちんとした終わりを迎えようとしているのか…?でも、なんてこった、忘れていく…?)
わたし「わたしは忘れたくない。」
その時声の主は、にっこり笑って消えました。
いやよ…あなたの事を忘れたくない…
そうして、恋人との時間が流れはじめた時…、
さっさと忘れました。
(完成にウカれとる笑)
しかしw
残念ながら女子力が低かった私は
約2年続いた青春の崩壊を迎えます。
知らない内に浮気され、
許してあげたのにフラれ…w
1週間で10キロ痩せ、
電車にも乗れなくなるほどのショックを受けていたのでした。
ところが
失恋によって例の声がすぐに戻るわけでもなかったのです。
その後もしばらくは、フラレた彼がもしや自分の所に戻ってくるのではと期待していたからかもしれません。
ひとりで考え事をしても、
彼との思い出が楽しかったなぁとか、
もう新しい恋をしなくちゃいけないのに忘れられないなぁとか…、
頭の中がマイナスの考え事でいっぱいだった。
もしくは
悲しくなるから一人でゆっくり何かを考えないようにしていた。
そんなわけで、
リラックスするとか、
ぼーっとすることが、
全然なかったんですよね。
そうしているうちに、また何年か過ぎ
社会人になり働きはじめると、
別れた恋人の事は忘れられましたが
今度は悩みことが尽きなくなりました。
そんな私の中で再び声がしたのは、
その数年後でした。
続く
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