こんにちは〜にっこり飛び出すハート


東京国立博物館で開催中の中尊寺金色堂特別展に行ってきました。


何年も前に旅行で平泉を訪れた際、中尊寺の金色堂も実際に見たのですが、お堂全体がガラス張りの奥にある&観光客いっぱいでじっくり見れず、正直ガラスの継ぎ目の記憶しかない。魂が抜ける


今回の展覧会は、普段は遠くでよく見えない仏像が一体一体間近で見れるまたとない機会なので、テッテケテ〜と行ってきました❣️



割とコンパクトな展示内容でしたが、結論から言うと、すごく良かったです!笑ううさぎキラキラ


国宝の仏像が11体、実際の金色堂の中と同じように配置されているので、現地に行った時は全然見えなかった内部構造がよく分かりました❣️


会場入ってすぐのところに超大型ディスプレイがあって、金色堂の内部が大画面の映像で観れるんです。

きらびやかな堂内の様子がすっごいクリアに観れて、ズームになるときは鳥になって仏さまのふところに飛び込んでいくような感覚で…こちらも必見です。


会期始まってすぐの休日なので、会場は人でいっぱい。コミコミでした。💦

仏像を鑑賞しつつ、手を合わせて拝んでいる方もたくさんいました。おねがいお願い


国宝の持国天立像は以外と小さかったけど、しゃがんでぜひ下から目線を合わせて、お顔を拝見してください❣️

すごい美男におわします‼️ニコニコ飛び出すハート


仏像以外にも金色堂関連の沢山の書画や遺物が展示されていました。

私が感動したのは、これも国宝の「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅」。

七重塔の絵か…と思って近づいてみたら、全てお経(文字)で塔の絵が描いてあるんです。

すごい執念すら感じさせます。驚き


あともうひとつ心ひかれたのは、金色堂の扉を装飾していた金具部分の残欠(かけら)。

ごく小さい金属なんですけど、表面に精緻な花模様が加工してあって、これも国宝でした。

出品目録には「金銀鍍宝相華唐草文八双金具残欠」とあり。


これを見た瞬間、当時の雰囲気が一気にブワッと迫ってくるような…

何かを思い出しそうな…

当時の記憶が蘇りそうな…

そんな不思議な感覚に襲われて、釘付けになりました。昇天

何度も会場を回って戻ってきては、ジーッと見てしまった。


博物館で古いものを見ていると、何かを思い出しそうになる瞬間が時々あります。

過去に引きずられるというか、タイムスリップしそうになる瞬間があるんです。


古いものに囲まれると、何故だかすごく懐かしいような、一人じゃない気がします。

先人たちの叡智に触れていると、過去の人たちに励まされているような気になるんです。


博物館による瞑想というか、ヒーリング効果…そういうものが確かにあると感じます。


だから私は博物館が好き❣️ ニコニコ💕

中でもトーハクが一番好き!!愛飛び出すハート


落ち込んだとき、孤独を感じたとき、博物館をぶらっと訪れて古いものを見て回るのはおススメです。


🔺この模型は撮影OKでした。


お土産ショップでは、持国天立像に踏んづけられていた邪鬼のぬいぐるみがありました。

3,850円…意外と高い(笑)爆笑


私はイケメン持国天立像のクリアファイルを買いました!チョキ

右側が持国天サマです。

展覧会や美術展の度にクリアファイルばかり買って…(値段的にお手軽だから)、もう使いきれないほどあるぜよ。爆笑


大満足の展覧会の後は、開放中の庭園の中にある応挙館に行って、期間限定(1/28まで)のカフェでランチしました。

白味噌椀はお餅が入っていて、お雑煮になっています。よだれラブラブ

具は丸餅の他に里芋、椎茸、湯葉、小松菜、お麩。


上差しこれに後からおにぎりが2つついてきて、お腹いっぱいになりました。


普段は入れない応挙館。




上差し円山応挙の描いた絵。今は複製になってますが、七年前まで本物がここにあったそう。


先日ここでお抹茶体験をさせてもらい、そのあと食べた白味噌椀がすごく美味しかったので、もう一度ぜひここで食事していきたかったのです。


昔の建物なので暖房設備はついてないのですか、割と暖かい日だったので縁側の席でも快適でした。ラブラブ


ランチ後はまた本館に戻って、常設展をゆっくり見て回って…。


上差し曽我直庵:龍虎図屏風)



上差し考古展示室にあるベルトのバックル(11番)は奈良の古墳からの出土品。

大好きでトーハクに行くたび見ている。


これ絶対過去にタイムスリップした未来人が置き忘れてったやつやろ!!爆笑




今日もお読みいただいて、ありがとうございましたうさぎラブラブ


こそっと自作を紹介。ニコニコ下矢印