小説とか映画とかの「作品」
に触れる事って
「 幻想 」を
分かりやすくしてくれるなぁと思う。
それはノンフィクションでない限りは
架空のストーリー、
架空の登場人物で
本当には無いもの、居ないものだと
しっかりと 理解できるから。
今日は銀河英雄伝説の第3章を
観に
娘と映画館に行くのだけれど
私は昔から SFとか戦闘ものは苦手で
銀英伝は読んだことも見た事もなく。
そもそも、
人間の真の進化って 物質を宇宙に持っていくとか
そういう方向じゃないしなーとか思ってしまう(笑)
ましてや宇宙戦争なんてね。。。とか。。
でも娘が、
「アニメの続きを映画3部作でやるから
全部視たい、でも一人で行くのはイヤだから
ママも一緒に来てほしい」
と言う。(理由はいろいろあるけど割愛。)
SF・戦闘 興味無いけどなーと思いながら
娘がそういう風に、
自分のやりたい事を言う事が
めずらしいので
9月、10月、11月と
それぞれ3週間限りで公開される
三部作の映画を
すべて一緒に観にいく事にしました。
でも、観るならちゃんと視たい、
味わいたい、理解したい私
映画館で そんなたくさんの時間を
興味なく ただ座ってるだけで
過ごすなんて もったいないので!
娘に小説を借りて読んだりしました。
映画は2巻までという事なのでとりあえず2巻まで。
やっぱりSF、戦闘がベースのお話は
苦手な部分は拭えませんが・・
その設定、状況下の中で
繰り広げられる
人の心の動き・・・
ヒューマンドラマには
ものすごく
感情移入してしまいます。。
この作品は その設定を利用して
普遍的な
人間の心の・・・ヒューマンドラマを
描いてるんだなと思いました。
ちょっと離れて冷静に考えたら
でもそんな状況あるわけないし
・・・と突っ込んでいる自分も居つつ
それでも、 感情が動かされる。。
小説2巻の終わりに
このお話の中で
一番重要なシーンがあって、
今日は映画館でそのシーンを
観ないといけないので
今から辛すぎて見たくない・・・(苦笑)
幻想の世界に
こんなにも 心動かされる、
まさにその
エゴの介在無く
心に沸き起こる
感情こそが
「幻想」 に対しての
「現実」。
今日は幻想を通じて
思いっきり 溢れるままに
現実を
体験・経験して来る事にします
OPの楽曲もまた、、、
歌詞を調べたら
銀英伝の世界、、
人間のどうしようもない
エゴの世界を
見事に表現していて感動しました。。

