プラシーボ効果とよく似た効果として、ピグマリオン効果というものがあります。


周囲が限界を作ったり、どうせできないに決まっている。と思い込んでいると、その思いが不思議と伝わり、能力を発揮しにくくなってしまうという現象です。


育児や学校での教育、会社での育成などで起きやすい現象なのではないかと思います。



私は、子どもを育てている時に、あまりにも不器用な息子であったため、「どうせできないに決まっている」と思いながら育児をしていたことがありましたが、その時は子どもは萎縮していたように思います。


しかし、子どもの可能性というものは分からないものです。いつのまにか、できないと思っていたことでも出来るようになっていることもあります。


ピグマリオン効果のことを知り、育児に対する意識を変えてからは、子どもが伸び伸びとしてきたことを記憶しています。


ピグマリオン効果に「期待」は禁物です。

期待はプレッシャーにも変わってしまい、その思いも不思議と伝わってしまうものです。


特にお子さんの場合、すぐに純粋でない心は見抜いてしまいます。


子育ての場合、お子さんのあるがままの成長を、制限をかけずに見守るスタンスが大切なのだと思います。


それは、大人の場合も同じではないかと思います。


また、離れていても、思いというものは伝わるものです。




今日も最後までお読みいただきありがとうございます。