親になることで何が変わるか・・・


赤ちゃんが生まれる。それは、とてつもなくマイペースな人間の登場。


勝手に泣く。

勝手にもよおす。

ひとりで動けない。

かと思うと歩けるようになると特に行ってほしくない方へ行動する。


ともかく時間がとられます。それまでの人生で作ってきた生活リズムを、ことごとく壊され、不安定にさせるものです。もちろん、結婚のため同居人ができて、同じケースにおちいることもあります。


で、大人ならそれなりに話し合ってもいけますが、子どもには言葉は通じない。通じたようであっても真意はつうじない。各自の社会に適応した生き方を教えて(またはおしつけて)やらねばならない。


言葉が通じない割に、えらく真剣勝負です。

ここで、自分の存在と、今までの自分の生き方さえ、無意識に問われてしまう。夫婦そろって同じ意見とは限らないから、不安定だった夫婦がここで一気に壊れることもありえます。(フランスには出産後の離婚はなぜか多い!)


避けられない、一人の人間とのタイマン。

自分の生き方の柔軟性も問われます。

ここで変わっていける人はそれなりに子どもとおもしろい付き合いができると思います。

が、変われない人はそれなりに自分の考え方と生き方を押しつけていくしか方法がない。

ここで男親と女親の考えがちがっていると

子どもにとばっちりが行きます。


同居などで、親自身がじっくり自分の生き方をみつめられないとき。周りにどう思われるかばかり気にしてい生きるとき。子供はなにをまなべるのでしょうか。




結婚して子どもを持って初めて一人前・・・・とずっと言われ不快に思っていましたので、そういうことは申しません。なぜかというと、この表現は目の前にいる人に向かって尊敬の意がないから。だからがんばってね、という意味だったり、一般的に人生の先輩として教訓としても、要するにあんたは一人前ではない、ということを言っていることにもなり、相手になかなか失礼な気がします。


子どもをもたなくても、素敵な人はたくさんいますからね。


なんだかまとまりません。


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